【フローリング】自分で行う!床ワックスの塗り方と剥離(ハクリ)の仕方

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年末の大掃除や定期的な床メンテナンスなど、フローリングのワックスがけは、見た目だけでなく、床の耐久性を高める効果もあります。プロに頼めばリビングだけでも数万円の費用がかかります。
今回の男の家事は、床のワックスがけと剥離(ハクリ)の仕方を紹介します。

床ワックス(フローリングワックス)の目的とは

床ワックス・フローリングワックスには、大きく「床を保護する」「美観の維持」「メンテナンス性の向上」の目的があります。

■床を保護する
ワックスの膜が汚れや傷がつくのを防ぎます。

■美観の維持
ワックスをかけることで床に光沢が出ます。

■メンテナンス性の向上
汚れや傷がつきにくくなるのでメンテナンス性が向上します。定期的なワックス剥離によって、汚れをきれいに落とせます。

ワックスの種類

大きく「一般家庭用」と「業務用ワックス」があります。業務用ワックスは、耐久性が高いというメリットがありますが、塗りムラができやすく技術が必要です。ほかにワックスの主成分で次の3種類があります。

■油が主成分のワックス
油をフローリングにしみ込ませて汚れを防ぎます。塗装していない無垢材に使用する場合が多く、一般的なフローリングには使用しません。

■蝋が主成分のワックス
古くから使われているワックス剤です。表面に蝋を塗って汚れをつきにくくします。やわらかいため耐久性が低い。

樹脂が主成分のワックス
現在のワックスで最も多く使われています。大きく「アクリル樹脂ワックス」と「ウレタン樹脂ワックス」があります。

  • アクリル樹脂ワックス:塗りやすいが耐久性は低い。
  • ウレタン樹脂ワックス:やや塗りにくいが耐久性が高い。

メンテナンスのサイクル

ワックスは、時間がたつと少しずつ剥がれたり、傷がついたりします。フローリングを美しく保つには、定期的なメンテナンスが必要です。

■半年に1回
ワックスの塗り重ねをします。

■5年に1回
専用のハクリ剤を使ってワックスを完全に剥がしてから、ワックスをかけ直します。

ワックスの剥離の仕方

リンレイ「オール床クリーナー」と「フローリング専用ワックス」で説明します。床全面をいっきょにハクリすることができないので、一定面積ごとにハクリ作業を行います。

<道具>

  • ハクリ剤:リンレイ「オール床クリーナー」
  • スポンジ(ソフトたわし)
  • ぞうきん
  • ふせん(目印になるもの)

<剥離の仕方>

  1. ハクリ剤を適量(各ハクリ剤の仕様)をフローリングにまく。
  2. スポンジでハクリ剤を圴一に広げます。1㎡位ずつ広げるので「ふせん」で目印をつけます。
     
  3. 1~2分放置して、スポンジでワックスをこすり落とします。
  4. ぞうきんで水ふきします。3回以上水ふきし、ハクリ剤を完全にふき取ります。結構、汚れています。
     
  5. 床を十分に乾かしてからワックスをかけます。

ワックスのかけ方

床全面をいっきょにワックスをかけることができないので、一定面積ごとにワックスがけを行います。

<道具>

  • ワックス:リンレイ「フローリング専用ワックス」
  • 布:使い古したTシャツなど起毛していない布
  • ふせん(目印になるもの)

<ワックスのかけ方>

  1. 1㎡位に直径5センチぐらいのワックスをまいて、布で薄くムラなく塗ります。1㎡位ずつ広げるので「ふせん」で目印をつけます。
     
  2. 30分ほど乾かし、2度塗りします。

参考

リンレイ オール床クリーナー

リンレイ フローリング専用ワックス

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