【定年後】老後破綻をしないための注意点

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厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると、2019年の日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳で過去最高を更新。「人生100年時代」「老後資金2000万円問題」と言われるなか、「老後の資金大丈夫?」という方が、慣れない投資などに手を出して失敗するケースも。今回の男の家事は、定年後の老後破綻をしないための注意点について考えてみたいと思います。

定年後の老後破綻の5つのケース

家計の見直し相談センター」ファイナンシャル・プランナーの藤川太さんの話による、「5つの破綻」の要因をみてみます。

ケース1:浪費破綻

定年退職で収入が減ったにも関わらず、生活費などの支出が変わらないケース。見直すべき支出は、お小遣い、食費、交際費、趣味の費用などがあります。

ケース2:医療・介護破綻

医療保険や介護保険の無知を原因とする過剰な支出。保険の見直しをしましょう。

ケース3:アクシデント破綻

高齢者を狙った詐欺や悪徳商法。特に「楽に儲かる」という投資話は注意が必要です。

ケース4:子・孫破綻

自分の実力以上の子供や孫への資金援助。子供への住宅資金援助や孫への教育援助は注意が必要です。

ケース5:イベント破綻

暇の時間ができたことによる旅行や買い物、サークル活動などの支出が増える。

メリハリのある計画性を持って

「何もかも我慢」というのは、楽しい人生を送れません。しかし、欲望のままにお金を使うことも危険です。「自分のやりたいこと、不要なこと」をしっかり検討し、メリハリのある人生設計を考えてみましょう。また、体力的に無理をしない仕事を見つけたり、外食を減らして料理を作ってみたり、ちょっとした工夫で「破綻」を防ぐことにも繋がりそうです。

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