【危険?安全?】トランス脂肪酸が多く含まれる食品とは

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海外では、トランス脂肪酸の危険性が指摘され、使用制限を行う国も増えています。今回の男の家事は、日本の対応を含めて「トランス脂肪酸」について紹介します。

トランス脂肪酸とは

天然の植物油にはほとんど含まれず、水素を添加した植物油を固体化する課程で発生する副産物です。それを原料とするマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどに多く含まれます。一定量を摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれ、アメリカやヨーロッパなど、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国が増えています。

トランス脂肪酸のリスク

動脈硬化をはじめ、心臓疾患、ガン、免疫機能、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなどへの影響が報告されています。2015年6月16日、米食品医薬品局(FDA)は、心臓疾患のリスクを高めるとされる「トランス脂肪酸」の原因となる油の使用禁止を発表。2018年6月以降は、食品への添加を原則認めない、という方針です。

トランス脂肪酸のリスクに対する日本の対応

日本の「食品安全委員会」では、2014年に評価結果を発表しています。

トランス脂肪酸の摂取量について、日本人の大多数がWHOの勧告(目標)基準であるエネルギー比の1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる。しかしながら、脂質に偏った食事をしている個人においては、トランス脂肪酸摂取量のエネルギー比が1%を超えていることがあると考えられるため、留意する必要がある。(2014年食品安全委員会)

トランス脂肪酸を多く含む食品

油脂類:マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、バター、植物油脂、動物油脂、ピーナッツバター、マヨネーズ、コーヒーのクリームなど

菓子類:ケーキ、アイスクリーム、チョコレート菓子、クッキー、クラッカー、菓子パン、ポテトチップス、ドーナツなど

インスタント・レトルト類:カップ麺、インスタント麺、缶のスープ、シチューのルウ、カレーのルウなど

ファーストフードやファミリーレストラン:チキンナゲット、フライドポテト、フライドチキン、パイなど

冷凍食品類:から揚げ、ケーキ、ピザ、魚のから揚げ、コロッケ、天ぷらなど

パン類:菓子パン、クロワッサン、パイなど

肉類:牛肉の肩ロースやサーロイン、内臓肉である“ハラミ(横隔膜)”など

加工食品をできるだけ食べない

もともとは、加工油脂の使用が問題となっています。日本人の摂取量は「安全」といわれていますが、食生活の欧米化が進む中、「安心」というわけでもありません。毎日の食卓に、手作りの日本食を取り入れて健康な生活をおくりましょう。

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