【食材】「風邪に効く」長ネギの栄養【男の料理】
冬の味覚といえば、やっぱり鍋ですね。あったかい鍋に欠かせない野菜のひとつに「長ネギ」があります。昔から長ネギは「風邪に効く」といわれていますが、本当なのでしょうか?今回の男の家事は、長ネギの栄養と効能について紹介します。
長ネギとは?
長ネギは、関東と関西ではよく使われる品種が違います。関東では、肉厚で下の部分が白い「白ネギ(根深ネギ)」が、関西では葉の部分が多い「青ネギ(葉ネギ)」多く使われています。
- 白ネギ:加熱するとトロリと甘くなります。
- 青ネギ:葉の柔らかな食感と甘味、香りが特徴です。
長ネギの栄養
ネギは、昔から咳(せき)を鎮め、疲労回復の効果がある野菜といわれています。辛味成分の硫化アリルは、疲労回復を期待できるビタミンB1の吸収を高めます。
■ビタミンA
肌や粘膜の健康の維持や、暗いところの目の調節機能を高めます。皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を維持します。感染症予防や抗酸化作用、がん予防効果などが期待できます。
■ビタミンC
コラーゲンの生成に必要な栄養素です。皮膚や粘膜の健康に役立ちます。強い抗酸化作用により、がん予防・シミの原因になるメラニン色素の合成を抑制したり、血中の悪玉コレステロールの低下・血圧の安定による動脈硬化や心疾患などの予防に期待できます。水溶性のビタミンで加熱に弱い。鉄分の吸収を高めます。
■カリウム
塩分の排出を促します。
■硫化アリル
ねぎの辛味成分。硫化アリルには、消化液の分泌を促し、新陳代謝を活性化し、ビタミンB1の吸収を高めます。血液をサラサラにして血栓予防の効果があるといわれています。
硫化アリルは、強力な殺菌作用と鎮静効果があり、揮発性が高いので、のどに当てるだけで効果があるといわれています。
■ネギオール
殺菌・抗ウィルス作用
<効能>
風邪、肩こり、老化防止、冷え性、疲労回復、胃弱
長ネギの旬
根深ネギの旬は、秋から冬にかけて、葉ネギは、ほぼ年間を通して平均的に出回っています。
おいしい長ネギの選び方
白ネギ
- 白と緑のコントラストが高いもの
- ネギの葉先がピンとしているもの
- 軸に弾力のあるもの
青ネギ
- 先端まで鮮やかな緑色をしたもの
長ネギの保存方法
- 白ネギ
根元を切ってビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。 - 青ねぎ
湿らせた新聞紙に包んで冷暗所で保存します。 - 冷凍保存
刻んでタッパーなどにいれて冷凍保存ができます。
長ネギの種類
■白ネギ
関東で多く、主に白い部分を食べる。「加賀ねぎ」「千住ねぎ」「下仁田ねぎ」などがあります。
■青ネギ
関西で多く「葉ネギ」とも呼ばれ、京都の「九条ねぎ」福岡の「万能ねぎ」などがあります。
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