【老人性栄養失調】高齢者夫婦にオススメ!かんたん朝食スクランブルエッグトーストの作り方
男性の料理といえば、ついつい手の込んだ夕食を思いつく方が多いのですが、朝食は妻に喜ばれる家事の一つです。特に、高齢者に問題となっている「老人性栄養失調」の対策には、朝食は欠かせません。
今回の男の家事は、高齢者、特に女性に不足しがちな「タンパク質」にこだわった、お手軽朝食、スクランブルエッグトーストの作り方を紹介します。
老人性栄養失調とは?
老人性栄養失調とは、食事量の低下によるタンパク質やミネラル、ビタミンが不足する「低栄養」のことを言います高齢者の場合、「肉類はちょっと」「野菜をしっかり食べてるから大丈夫」と思いがちですが、タンパク質、特に肉類の不足が大きな問題となっています。タンパク質は筋肉を作る重要な栄養素。タンパク質が不足すると、運動能力の低下をまねき、「転倒のリスク」や「寝たきりのリスク」が高まります。
たまごの栄養
たまごは、安価で栄養価の高い食品です。大抵の家庭なら、冷蔵庫に常備されている食材です。
■たんぱく質
筋肉や臓器を作ります。人間の体内で合成できない8種類の必須アミノ酸を含みます。卵2個で成人が1日に必要なたんぱく質の約26%含まれています。
■レシチン
リン脂質と呼ばれる脂質の一種。人の細胞膜の主成分であり、脳や肝臓の細胞膜に大量に含まれます。レシチンには、コリンという成分が含まれています。コリンは、脳を活性化させ、アルツハイマー病を含めた脳の組織の老化防止が期待されています。コリンを多く摂取したところ、学習能力が25%アップしたという研究報告もあります 。
■リゾチーム
卵白に含まれる酵素です。体に有害なウイルスを溶かす作用があります。高い殺菌効果で免疫力を高めます。かぜ薬の成分としても使われています。
ほかにもビタミンAやB1、B2、D、Eなどが豊富に含まれています。鉄分は、ほうれん草の約2倍、カルシウムも牛乳の約1.5倍もあり、卵が「完全栄養食」といわれるのも納得です。
スクランブルエッグトーストの作り方
野菜たっぷりで、野菜の水分だけで作っていきます。野菜のみじん切りには、フードプロセッサーがあると便利です。手回しタイプなら2000円程度で購入できます。タイトルが「精進風」なのは、味のベースにコンソメを使っているので、完全に肉類なし、ではないからです。
<道具>
フライパン、オーブントースター、カレースプーン
<材料(写真分)>
トースト・・・・・・・・・・・1枚
たまご・・・・・・・・・・・・1個 ※トースト1枚当たり1個
バター・・・・・・・・・・・・大さじ1
※オリーブオイルでも良い
トマトケチャップ・・・・・・・適量
黒こしょう・・・・・・・・・・適量
<作り方>
1.フライパンを中火にかけます
2.フライパンが熱くなったらバターを入れます。
3.バターが溶けたら、弱火にして、たまごを割り入れます。
4.スプーンでかき混ぜながら、半熟で固まったら、焼いたトーストにのせます。
5.ケチャップと黒こしょう、好みでマスタードもおいしいです。
妻が喜ぶ、栄養たっぷりスクランブルエッグトースト
定年退職後の夫婦の場合、食事は朝・昼・晩、1日3食作らなければなりません。「朝食作るのは面倒だなぁ」と思いますが、妻も同じ気持ちなのです。料理をする場合は、朝食や昼食にも挑戦してみてはいかがでしょうか。
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