【さば缶】缶詰ごとに違う食べ頃とは?おいしい缶熟の見極め方【男の料理】

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野菜や果物、魚介類などに旬があるのと同じく、缶詰にも食べ頃があるのをご存知ですか?長期保存ができる缶詰は、便利なだけでなく、栄養たっぷりの保存料が少ないヘルシー食品なのです。また、さば缶やイワシ缶などの青魚の缶詰は、健康にいい、と注目されています。
今回の男の家事は、種類別に違う缶詰の食べ頃“缶熟”をご紹介いたします。

缶詰の賞味期限はどれくらい?

おいしく食べられる「賞味期限」を参考にします。一般的な賞味期限の目安は、下記の通りです。

■果物の缶詰 :製造日より24~36ケ月

■水産物の缶詰:製造日より36ケ月

■野菜の缶詰 :製造日より24~36ケ月

■畜産物の缶詰:製造日より36ケ月

実は栄養たっぷりの缶詰

缶詰は、旬の新鮮な材料をすぐに真空状態で加熱するため、栄養価が減少しにくく、保存中の変化も安定しているという特長があります。また、真空加熱のため保存剤の添加物なども少ないというメリットもあります。例えば、みかんの缶詰は、生のみかんよりも、長期保存においては、ビタミンCが多く残ります。サバ缶やいわし缶、サンマ缶などの青魚の缶詰は、EPA/DHAを多く含んでいます。EPA(エイコサペンタエン酸)は、中性脂肪の低下や血小板凝固の抑制効果が期待されます。DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳に多く含まれる必須脂肪酸です。脳を活性化し、アルツハイマー病の予防に効果があるとされています。どちらの脂肪酸も食品しか摂れません。骨はそのまま食べられるので、カルシウムがたっぷり摂取できます。

缶詰は、賞味期限経過後も食べられる?

缶詰は、脱気後に加圧加熱殺菌して密封するため、細菌の増殖による腐敗がなく、長期間保存できます。理論的には、開封しなければ10年以上たっても、問題なく食べられるそうです。ただ、味などの品質面においては、変化があります。

水煮缶 基本的に変わらない
味噌や醤油缶 製造から5年くらいで、色変わりし、味が抜けることがある
青魚のトマト煮 5年ほどたつと生臭さがでる

缶詰の食べ頃:缶熟

加工食品の缶詰は、製造日から“味がしみ込んでいく”という特徴があります。そのため、味がしっかりしみ込んだ頃が、もっともおいしい食べ頃だといえます。

■油漬けの缶詰   :製造日より1年半~2年

■煮物や蒲焼きの缶詰:製造日より1年

■果物の缶詰    :製造日より6ケ月~1年

■水煮の缶詰   :製造日より3ケ月

残った缶詰の保存

使い切るのが理想ですが、残った場合は、ガラスや陶器、プラスチックなどの別の容器に移し替えます。冷蔵庫保管で、1~2日で食べ切ります。

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