安くて栄養いっぱい!イワシフライ【男の料理】
男性の料理といえば、肉やカレー、腕によりをかけて・・ということをイメージしがちですが、家庭料理は“普段のご飯”が基本です。安くて、美味しく、しかも栄養のことも考慮しなければなりません。成長期の子供に必要な栄養や、加齢による不足しがちな栄養など、年齢によっても注意すべき栄養は変わってきます。
今回の男の家事は、DHA、EPAが豊富なイワシを使ったイワシフライを紹介します。
いわしの栄養
■EPA(エイコサペンタエン酸)
中性脂肪の低下や血小板凝固の抑制効果が期待されます。
■DHA(ドコサヘキサエン酸)
脳に多く含まれる必須脂肪酸です。脳を活性化し、アルツハイマー病の予防に効果があるとされています。
■カルシウム
小骨が食べられます。
■タンパク質
筋肉をつくります。イワシペプチドは血圧を抑制する働きがあるといわれます。
■ビタミンD
カルシウムの吸収を高めます。
■タウリン
コレステロールの代謝促進や肝臓機能の強化。
■ビタミンB2
子供の成長期に欠かせない栄養です。
<いわしの選び方>
肌にツヤがあるもの。身がピンとはってしまっているもの。目が黒くきれいなもの。ウロコがしっかり残ってる(ウロコをとっているものもある)丸干しは、色とツヤがよいもの。腹が割れて茶色ものは古い。
いわしのフライ
<材料(2人分)>
- いわし・・・・・・・・・10匹
- 小麦粉・・・・・・・・・大さじ2
- 卵・・・・・・・・・・・1個
- パン粉・・・・・・・・・適量
- 塩こしょう・・・・・・・適量
- サラダ油・・・・・・・・適量
- キャベツ・・・・・・・・適量
<道具>
- ミニフライパン
- 小袋(スーパーの小分け袋など)
- いわしの下準備用:チラシ(ツヤ加工のあるもの)、ラップ、ペーパータオル
<いわしの下準備>
いわしは血合いやニオイがつきやすいので、まな板に工夫をします。
1.まな板にラップをしき、その上にチラシをしきます。
2.尾の方から頭にむけて包丁でウロコをとります。
3.頭をまっすぐに切り落とし、切り口から内蔵をかき出します。腸は肛門まであるので気をつけます。
4.流水でよく洗い、ペーパータオルで水気をふきとります。
5.手でイワシを広げて背骨を取ります。
<作り方>
1.付け合わせのキャベツを千切りにします。
※先に魚を切ると、まな板などの除菌が必要です。肉や魚は、野菜を切ってからにします。
2.イワシの下準備をします。
※下準備は、「イワシの下準備」の項目で紹介しています。
3.「2」のいわしに小麦粉 → 卵水 → パン粉をつけます。
4.フライパンに軽く油が広がる程度入れて、「揚げ焼き」にします。
5.きつね色に揚がったら完成です。
まとめ
いわしのDHAは子供の脳力向上に、EPAは成人病の予防に、豊富なカルシウムやたんぱく質は女性にうれしい栄養素です。安くておいしいイワシ料理を、毎日の食卓の一品に加えてみませんか?
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