いわしの生姜煮の作り方【男の料理】
青魚のいわしは、EPAやDHAをはじめ、カルシウム、タンパク質など、栄養たっぷりの魚です。今回の男の家事は、いわしの生姜煮の作り方を紹介します。また、いわしのニオイが付かないまな板の工夫も紹介します。
いわしの選び方
肌にツヤがあるもの。身がピンとはってしまっているもの。目が黒くきれいなもの。ウロコがしっかり残っている(ウロコをとっているものもある)丸干しは、色とツヤが良いもの。腹が割れて茶色ものは古い。
いわしの下準備
<用意するもの>
- チラシ(ツヤ加工のあるもの)
- ラップ
- ペーパータオル
<いわしの下準備>
いわしは血合いやニオイがつきやすいので、まな板に工夫をします。
1.まな板にラップをしき、その上にチラシをしきます。
2.尾の方から頭にむけて包丁でウロコをとります。
3.頭をまっすぐに切り落とし、腹を切り開き、内蔵を取り出します。
4.流水でよく洗い、ペーパータオルで水気をふきとります。
いわしの生姜煮の作り方
今回は、圧力鍋で骨がほろほろに崩れるまで煮込みます。普通の鍋で煮てもおいしく作れます。
<材料(2人分)>
- いわし・・・・・・・・・8匹
- しょうが・・・・・・・・1片(親指ぐらい)
- 水・・・・・・・・・・・100cc
- 酒・・・・・・・・・・・大さじ2
- しょう油・・・・・・・・大さじ2
- みりん・・・・・・・・・大さじ2
- 砂糖・・・・・・・・・・大さじ2
- 酢・・・・・・・・・・・大さじ1
<道具>
圧力鍋
1.しょうがの皮をむき、細ぎりにします。
2.イワシの下準備をします。
※下準備は、「いわしの下準備」の項目で紹介しています。
3.圧力鍋に水、酒、しょう油、みりん、砂糖、酢を入れて加熱し、「2」のイワシと「1」のしょうがを並べます。
4.「3」のフタをして10分ほど煮て火を止めます。フタをしたままの状態で、さらに10分ほど蒸らします。
※普通の鍋を使用する場合は、落とし蓋をして、20〜30分ほど煮ます。
栄養たっぷりのいわし
いわしのDHAはお子様の脳力向上に、EPAは成人病の予防に、豊富なカルシウムやたんぱく質は女性にうれしい栄養素です。
いわしの栄養
■EPA(エイコサペンタエン酸)
中性脂肪の低下や血小板凝固の抑制効果が期待されます。
■DHA(ドコサヘキサエン酸)
脳に多く含まれる必須脂肪酸です。脳を活性化し、アルツハイマー病の予防に効果があるとされています。
■カルシウム
小骨が食べられます。
■タンパク質
筋肉をつくります。イワシペプチドは血圧を抑制する働きがあるといわれます。
■ビタミンD
カルシウムの吸収を高めます。
■タウリン
コレステロールの代謝促進や肝臓機能の強化。
■ビタミンB2
子供の成長期に欠かせない栄養です。
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