妻がかぜ、風邪に効くレシピ【男の家事】
妻がかぜをひいた時、夫はどうしますか? 風邪(かぜ)には、睡眠などの休養と栄養が大切です。今回の男の家事は、かぜの症状などに合わせた食材やかんたんレシピを紹介します。
風邪(かぜ)の症状
「風邪(かぜ)」は、一年を通してひきます。一般的に風邪(かぜ)は「普通感冒」のことを意味します。「普通感冒」の原因となるウイルスは、いろいろな種類があり、その症状も異なってきます。
症状の違い | 初期症状 | 経過 | 特徴 |
普通感冒 | 鼻やのどの違和感・乾燥感・くしゃみ | 鼻みず・鼻づまり・のどの痛み・せき・たん・声がれ、微熱〜38度ぐらいの発熱 | 通常は1週間程度で治るが、気管支炎、肺炎などに悪化することがある |
RSウイルス感染症 | 鼻みず・タンがからんだせき | たん・ゼイゼイとのどが鳴る・発熱 | 乳児では重度の細気管支炎となることがある。ぜん息、先天性心疾患がある場合は悪化しやすい。 |
インフルエンザ | 悪寒・突然の高熱(38度以上) | 高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身のけんたい感(熱が上がった後にせきや鼻みずの症状) | 高齢者では肺炎をおこしやすい。幼児ではまれに急性脳症をおこす可能性がある。 |
風邪(かぜ)によい栄養
「風邪(かぜ)」のときに処方される薬は、かぜの症状を緩和してくれるだけで治癒するものではありません。病状の回復には、安静と保温、栄養の補給です。
炭水化物・糖質・タンパク質
発熱によってエネルギーを消耗します。エネルギーになる炭水化物や糖質、エネルギー代謝を高めるタンパク質が良い。タンパク質は胃腸が弱っているため、消化のよいものを食べます。
■食材:ごはん、うどん、たまご。たまごの白身には、リゾチームというのどの痛みやせきを切る薬に使用される成分が含まれています。
ビタミンC
病原菌から守る免疫に関係する白血球の働きを助けます。ビタミンCは、すぐに消費されたり、摂取から数時間で排泄されるので、こまめな摂取が大切です。
■食材:レモン、キウイ、イチゴ
ビタミンA、ベータカロテン
鼻の粘膜を強化します。
■食材:かぼちゃ、にんじん
ビタミB1
糖質のエネルギー代謝を高めます。
■食材:豚肉
硫化アリル
抗菌・殺菌作用があり、体を暖め発汗をうながします。エネルギー代謝を高めるビタミンB1の吸収を高める働きもあります。
■食材:ねぎ類
ジンゲロン・ジンゲロール
生姜(しょうが)に含まれる成分です。代謝を高め、体を暖め発汗をうながします。
■食材:生姜(しょうが)
水分
発熱によって水分が失われます。こまめな水分補給が大切です。
風邪(かぜ)によいレシピ
栄養面や体を暖めるレシピをいくつか紹介します。
体が温まる「あんかけ玉子とじうどん」
かぜをひいたときの定番メニュー「うどん」です。具材は、卵・生姜・白ねぎなど、かぜによい食材をフル活用します。
<材料>
うどん、卵、生姜、白ねぎ、片栗粉、うどんつゆ
<作り方>
1.白ネギを斜め切り。卵は溶いておきます。生姜はすり下ろします。
2.うどんつゆに「1」の白ねぎを入れて弱火。ねぎに火が通ったら「1」のすりおろし生姜を入れる。
3.「2」の火を弱め、水とき片栗粉を少しずつ入れながらトロミをつけます。
4.「3」トロミがついた汁に「1」の溶き卵を少しずつ流します。
5:茹でたうどんを器に盛り、「4」のつゆと具材を入れる。
食べやすい「たまごのおじや」
あっさりとした「おじや」は、食べる量も調節できるメニューです。
<材料>
ごはん、卵、めんつゆ、かつお節
<作り方>
1.鍋にご飯とご飯の1.5~2倍ぐらいの水を入れて火にかける。
2.ご飯がぐつぐつと煮えてきたら、めんつゆを入れてかき混ぜる。味見をして塩で整える。
3.「2」に溶き卵を入れて、卵は固まったら出来上り。
4.器に「3」を入れ、けずり鰹節をトッピングする。
栄養価の高い「かぼちゃのポタージュ」
食欲がなくても食べやすい「かぼちゃのポタージュ」。かぼちゃと牛乳、玉ねぎでつくる栄養価の高いスープです。
<材料>
かぼちゃ、玉ねぎ、ベーコン、バター)、コンソメ、牛乳、塩こしょう適量
<作り方>
1.かぼちゃの種をとり、皮をむく。
2.かぼちゃを小さく切り、玉ねぎをスライス。ベーコンを小さく切る。
3.小鍋にバターを入れ弱火。「2」のかぼちゃと玉ねぎを入れて炒める。
4.「2」がしんなりしたら、水とコンソメを入れて煮る。
5.かぼちゃが箸で崩れるぐらいに煮えたら、火をとめて冷ます。
6.冷めた「5」をミキサーに入れて回し、ペースト状にする。
※ミキサーがない場合は、ヘラなどでつぶす。荒めのポタージュになります。
7:「6」を小鍋に戻し、牛乳と「2」のベーコンを入れて加熱。わいたら塩こしょうで味をと整える。
まとめ
食欲のないときは、あっさりと食べやすいものが良いでしょう。かぜをひいた妻のために作ってみませんか。
<腸活の話(PR):野菜不足を感じていても、野菜はそんなに食べられない>
最近、肌荒れや便秘気味・・・。「野菜が足りてないかも?」と感じているけど、野菜をたくさん食べることはできませんね。野菜には、ビタミンや腸の調子を整える食物繊維がたっぷり。「ドクターベジフル青汁」は、大麦若葉末、きなこ、黒糖、かぼちゃパウダー、おから末、さつまいもパウダー、紫いもパウダー、野菜ミックスパウダーなど、21種類の九州産野菜だけを使用し、完全無添加で作った、とてもおいしい青汁です。
▼完全無添加の青汁はこちら▼
21種類の九州産野菜をブレンド。完全無添加青汁