【家事でSDGs】冬のあったかい!快適術・省エネ術【エネルギー】

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寒い冬の到来で気になってくるのが暖房費。電気代とガス代の相次ぐ値上げで家計の負担は増すばかり……。とはいえ「寒いのを我慢するのは嫌!」という方のために、今回の男の家事は、「暖かさと省エネのバランス」を考えた“あったか快適術”を紹介します。

■男の家事.comでは、男性、夫の家事の視点でSDGsについて紹介する予定です。詳しくは「男の家事で推進しよう!SDGs」を参照ください。

快適な室内とは?

目標7【エネルギー】エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

快適な室内は、お部屋の湿度と温度のバランスによって保たれます。乾燥しやすい冬と、湿気の多い夏では、「快適」と思える条件が異なってきます。下記の表は、季節ごとの「快適な温度と湿度」です。

季節省エネ温度室内温度寝室の温度室内湿度 寝室の温度
18〜20℃18〜22℃16℃前後45〜60%50%前後
28℃25〜28℃26℃前後55〜65%50%前後

快適な室内を保つには、適正な湿度管理が重要です

相対湿度とインフルエンザウイルス生存率との相関

40%未満乾燥のどや肌、目が乾燥する。インフルエンザウイルスの生存率が高い、静電気が生じやすい
40%~70%適正(肌には60~65%、ドライアイ予防には50%以上、ウィルスは50%以上で激減)
70%以上多湿結露の原因となり、カビやダニが生育しやすい

快適と感じるのは、温度と湿度のバランスです。これは「不快指数(体感温度)」によって知ることができます。下記は、温度と湿度を入力するだけで「不快指数」を自動計算してくれるサイトです。

生活計算サイト:不快指数計算

■不快指数の目安表

54以下寒い70前後もっとも快適
55〜59肌寒い75〜79やや暑い
60〜64何も感じない80〜84暑くて汗が出る
65〜74快適85以上暑くてたまらない

快適な部屋にするには?

■加湿器を置く

加湿器でお部屋を加湿します。加湿器には「スチーム式」「超音波式」「気化式」「ハイブリッド式」の4タイプがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので検討が必要です。裏技で、風向きを下にしたエアコンの下で洗濯物の室内干しをします。

■熱の逃げ道を防ぐ

暖められた空気の逃げ道は、48%が窓などの開口部、17%が換気口、16%が外壁、10%が床、6%が屋根からといわれています。断熱効果のある厚手カーテンや市販の「隙間テープ」を使用します。

■エアコンと扇風機で「頭寒足熱」

温められた空気は天井にたまるので、空気を循環させることが大切。エアコンの風向きを下にし、扇風機やサーキュレーターを上に向けて空気を循環させます。エアコンのフィルターは月に1〜2回清掃することで、年間700円の節約できるといわれています。(※)

■室内着を1枚増やす

カーディガンで+2.2℃、ひざかけ+2.5℃、ソックスで+0.6℃。エアコンの設定温度を1度下げれば、年間1,170円の節約できるといわれています。(※)

※ 財団法人省エネルギーセンター調べ

まとめ

SDGsの時代、ちょっとした工夫でお部屋を快適にしてみませんか?


参考

省エネルギーセンター 家庭の省エネ大辞典 

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