【暦・記念日】2月の暮らしの知識【祭事・行事・歳時記】

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食べ物の旬や記念日、祭事、行事など、日々の暮らしの中にある家事は、季節の変化と密接に関わりを持っています。四季折々の暮らしを感じることで家事の楽しみも広がっていくことでしょう。孫や子どもたちの情操教育にもぴったりです。今月の男の家事は、祭事・行事・歳時記・記念日・食べ物の旬など、暮らしに役立つ2月の知識をまとめました。

二月

陰暦の2月のこと。「如月(きさらぎ)」ともいう。衣更着(きさらぎ)で書かれることも。如月の言われは、まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月。

<季節>

2月4日〜3月5日:立春

<その他の名称>

小草生月(おくさおいつき)華朝(かちょう)仲春(ちゅうしゅん)
初花月(はつはなづき)梅津早月(うめつさつき)建卯月(けんぼうげつ)
麗月・令月(れいげつ)  

季節を表す言葉

睦月(むつき)春寒(しゅんかん)余寒(よかん)
立春(りっしゅん)早春(そうしゅん)初春(しょしゅん)
旧正月(きゅうしょうがつ)雪解(ゆきげ)残雪(ざんせつ)

記念日・行事・暮らし

■2月3日:節分

もともとは四季のはじまりの日である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことをいい、「季節を分ける」ことを意味していました。つまり「節分」は1年に4回あったものでした。ところが、江戸時代以降は、立春は1年のはじまりとして、とくに重視されたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったようです。節分には、邪気を払い、無病息災を願って「豆まき」や縁起の良い食べ物を食べます。

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■2月14日:バレンタインデー

日本では「女性から男性にチョコレートを贈る日」ということになっていますが、もともとはキリスト教徒の間で、男女関係なくギフトやカードを送る日でした。日本では1950年代に大手製菓会社が「バレンタインデーにチョコレートを贈る」キャンペーンを仕掛けたことが定着したようです。

バレンタインデーの起源ですが、ローマ時代にさかのぼります。当時のローマは、「強い兵士を作る」ことを理由に兵士の結婚や恋愛を禁止していました。そのことに反対したキリスト教司祭である「聖バレンティヌス(英語読みでバレンタイン)」がローマ皇帝に内緒で兵士の結婚を許していました。やがてローマ皇帝に聖バレンティヌスの行いが知られ、聖バレンティヌスは2月14日に処刑されます。

その後、聖バレンティヌスはキリスト教徒の間で聖人とされ、2月14日は「恋人たちの日」となったのです。

旬の食べ物

■野菜

白菜かぶ水菜
れんこんごぼうキャベツ
カリフラワー三つ葉春菊

■果物

はっさくみかん伊予柑

■魚

ぶりあんこうふぐきんき

季節の花

ふきのとうシクラメン
サザンカつばき福寿草

     

誕生石・誕生花

■誕生花:チューリップ(思いやり・愛の告白・名声)・マーガレット(信頼・誠実・真実の愛)・サクラソウ(あこがれ・初恋)

■誕生石:アメシスト(真実の愛・心の平和・誠実)

時候の挨拶

余寒の候残冬の候残寒の候
晩冬の候残雪の候解氷の候
春寒の候向春の候立春の候

<例>

三寒四温の候、体調管理が難しいものですが、

清らかな香り漂う梅花の候、

寒明けするも記録的な大雪に見舞われるこの頃、

梅のつぼみもふくらみかけてまいりました。

春一番が吹き、寒さもようやく和らいできました。

春の訪れまで、まだいくらか日があるようです。

春の陽気が待ち遠しい今日この頃

寒さの中にも春の足音が聞こえてきます

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