知っておきたい!調味料に含まれる塩分量と目安【男の料理】

Pocket

塩分の摂り過ぎは、高血圧や心臓病、脳卒中の原因とされています。特に、外食が多く、濃い味が大好きな男性は注意しなければなりません。男の料理で家事参加したい、という男性には、塩分量にも気をつけた方がいいでしょう。でも「どれくらい塩分を減らせばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?今回の男の家事は、料理に使用する調味料の塩分量と、1日の摂取目安量などを紹介します。

塩分の目安

国や機関によっていろいろな指標が発表されています。

■世界保健機関(WHO)
世界中の人の食塩摂取目標を1日5グラム。

■米国では心血管疾患の予防のためのガイドライン
塩分の最大摂取量が1日3.8~6.0グラム。

■厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」
18歳以上の男性は1日当たり8.0グラム未満
18歳以上の女性は1日当たり7.0グラム未満

■日本高血圧学会減塩委員会
高血圧予防のために、1日6グラム未満という制限を推奨しています。

日本人の平均塩分摂取量

日本の成人1日あたりの食塩平均摂取量は、男性で11.3グラム、女性で9.6グラム。

日本人の塩分摂取目安

高血圧を予防するためには1日10g以下といわれています。しかし、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病の方は1日7g以下が目安といわれています。

調味料に含まれる塩分量(g)

食品 小さじ1 大さじ1
食塩 6.0 18.0
濃口しょうゆ 0.9 2.6
薄口しょうゆ 1.0 2.9
減塩しょうゆ 0.5 1.4
信州みそ 0.8 1.4
赤みそ 0.8 2.3
白みそ 0.5 1.5
減塩みそ 0.4 1.0
麺つゆ(ストレート) 0.2 0.5
麺つゆ(3倍濃縮) 0.5 1.6
ポン酢 0.5 1.5
和風だしの素 1.2 3.6
中濃ソース 0.3 1.0
ウスターソース 0.5 1.5
ケチャップ 0.2 0.5
オイスターソース 0.4 1.3
マヨネーズ 0.1 0.2
ドレッシング(分離型) 0.4 1.1
ドレッシング(乳化型) 0.2 0.5
中華だしの素 1.8 5.4
ブイヨン(固形) 1個=2.3
チキンコンソメ 1個=2.3
カレールー 1かけ=2.2

塩分を減らすポイント

  • 味覚は慣れなので、少しずつ減らしていきます。
  • しょうゆやソースは、料理に直接かけずに小皿にとって少しずつつけます。
  • 塩分を減らしてコショウや唐辛子などのスパイスを使います。
  • 自然のだしを多めに使う満足感がでます。
  • カリウムを多く含む野菜や海藻類をしっかり食べます。

まとめ

男の料理は、「美味けりゃいい」と考える男性が多いようですが、家庭料理は「家族の健康」も大切。定年後のセカンドライフを送るシニア男性は、健康で楽しく。子育て世代の働き盛りの夫は、成人病に注意して。栄養や塩分など、健康のための男の料理にも挑戦していきたいですね。

<減塩の話(PR):減塩してもおいしい食事を楽しむには?>
「血圧が気になったら、まずは減塩」ということは分かっていても、「減塩って、おいしくない」と思っている人も多いのでは?スーパーの調味料コーナーで「減塩調味料」を探すのも一苦労ですね。「無塩ドットコム」は、国内最大級の減塩専門店。医師も推奨のお店だから安心!減塩だけではなく、素材や品質にこだわった200種以上の減塩・無塩食品がラインナップされているので、「これはおいしい!」と自分にぴったりの減塩食品が見つかることでしょう。
▼初回限定セットは、送料込みで、8種の減塩調味料や食品がとってもおトク!▼
医師も推奨ショップ!減塩なら減塩専門店「無塩ドットコム」の初回限定・8種調味料セット!

Pocket