心筋梗塞や脳梗塞に効く!納豆の栄養と効能
ねばねばが旨い「納豆」は、古来から保存食品として愛されてきました。近年では、発酵食品としての酵素や、大豆食品の栄養、ナットウキラーゼなど、健康面で注目されています。今回の男の家事は、納豆の栄養や効能について紹介します。
納豆とは?
大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品。その歴史は古く、平安時代には「納豆」という言葉が存在していたようです。戦国時代には、貴重なタンパク源として、江戸時代には「納豆売り」の商売がありました。
納豆の栄養
栄養価が高く、特に発酵食品としてのメリットが大きい納豆。納豆菌はプロバイオティクスと呼ばれ、これも腸内環境に有用と考えられていて、O157を抗菌することがわかっています。
■たんぱく質
血や肉となる大切な栄養素です。
■カルシウム
骨などカラダを作ります。
■ナットウキナーゼ(納豆菌)
納豆のネバネバは、納豆菌により大豆から合成された「グルタミン酸ポリペプチド」。
■レシチン
便秘や肥満の解消。細胞の働きを活発にし、記憶力の低下を防ぐ。
■ビタミンB6
たんぱく質の代謝に不可欠な栄養素です。ビタミンB6は新陳代謝を促す効果があるため、皮膚の再生や美肌にとても効果があります。また、女性ホルモンを整える効果もあるため、生理前のニキビや肥満などにも効果を発揮します。
■ビタミンB2
子供の成長期に欠かせない栄養です。
■ビタミンK
骨を丈夫にします。血液凝固促進・骨の形成に関与しています。不足により、新生児頭蓋内出血症等が起こることが知られています。
■鉄分
血の元になります。酸素と二酸化炭素を運搬するヘモグロビンの構成成分として、赤血球や筋肉にも欠かせない成分です。貧血予防が期待できます。
<効能>
ガンの抑制効果、血液をサラサラにする効果が期待できます。夜に食べると、就寝中になりやすい血栓をできにくくします。その理由は、ナットウキナーゼの血栓融解効果は約10~12時間といわれています。脳梗塞などの血栓ができやすい時間帯は、睡眠後6~8時間とされていて、睡眠中の発病するケースが多くあります。そこで時間を逆算して、夜に納豆を食べることで、血栓の発生を抑えることが効果的なのです。
納豆の旬
一年を通して流通しています。納豆の旬は、1~2月。大豆(国産)の旬は秋から冬。収穫後、貯蔵によってほどよく水分が飛んだ大豆は、1~2月に納豆に加工するとおいしい。
納豆の選び方
加工食品ですのでラベルなどで賞味期限などを確認します。
■納豆の分類
- 大粒:8ミリ以上
- 中粒:7.4~7.9ミリ
- 小粒:5.6~7.2ミリ
- 極小粒:5.5ミリ以下
納豆の保存方法
納豆には賞味期限があります。その理由は、納豆は発酵食品のため、発酵がすすむことでアンモニアが発生することから。一般的に製造日から3日ほど過ぎた頃が食べごろといわれています。賞味期限を過ぎても食べることがでます。冷凍保存で半年ぐらい持ち、自然解凍をします。
納豆のまわりの白い粒々は何?
大豆のタンパク質が納豆菌によって分解される時にできる「チロシン」というアミノ酸。食べても問題ありません。
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