定年夫が原因!?団塊世代の妻がかかる「主人在宅ストレス症候群」とは?

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昔、「亭主元気で留守がいい」というCMが流行しました。実は、定年を迎えた夫に対する妻のホンネかもしれないのです。キャッチフレーズ程度なら問題ないのですが、夫の態度次第では、妻が深刻な体調不良に陥るケースも。今回の男の家事は、「主人在宅ストレス症候群」をご紹介します。

「主人在宅ストレス症候群」とは?

「主人在宅ストレス症候群」とは、団塊の世代が定年を迎え、1日中在宅するようになり、昼夜を分かたず妻を束縛することで、妻がストレスを感じていろいろな症状を示す病気です。若い世代でも、リストラやフリーランスになった夫がずっと家にいて妻を束縛し発症するケースもあります。

妻の症状

「毎日、夫の顔を見るだけでゆううつ」「家にいるのがつらい」など、強い不安感やゆううつ感を抱きます。症状が悪化すると、過敏性腸症候群や過換気症候群などの心身症、うつ状態やパニック障害なども引き起こすことも。また、吐き気や胃の不快感、頭痛、冷や汗、食欲不振、不眠など、身体的不調を訴える場合もあります。

妻が主人在宅ストレス症候群になる、夫の態度とは?

  • 奥様の外出先をいちいち細かくチェックする。
  • 三度の食事の用意をすべて奥様にさせている。
  • 帰宅後や休日に毎回食事の献立を聞く。
  • 食事の時間が妻とずれていても後片づけを自分でしない。
  • 妻の都合を考えずにリクエストや要求を行う。
  • 一日何もしないでゴロゴロしている。
  • 妻のすることに口出し・干渉している。
  • 外出や入浴の着る服の準備を妻にさせる。
  • 自分は動かず妻になんでも指図や要求する。
  • 家のことは妻の仕事や妻は夫を優先するべき、妻は家にいるべきなど、夫の身勝手な価値観を押しつける。

まとめ

妻が「主人在宅ストレス症候群」にかかるケースをみると、夫の過度な「妻への依存」と「妻への強要」にありそうです。定年退職をきっかけに、夫の「家事の自立」に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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