定年後の住み替えで自宅を売るリスクとは?「定年後のお金」

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「子供たちも独立して夫婦の二人暮らし」「二人暮らしには、自宅が広すぎる」「老後を考えて駅や病院に近い場所に」など、老後の住み替えを検討している方が多いようです。今回の男の家事は、定年後の住み替えで自宅を売るリスクについて紹介します。

持ち家(自宅)を売るリスク

「老後資金には2000万円必要」という話がニュースで話題になりました。「人生100年、老後資金は大丈夫だろうか?」という不安から、自宅を売って老後の資金とし、マンションなどの小さな家に住み替えを検討して方が増えています。「自宅を売っての住み替えは、本当に良いのか?」そのリスクについて考えてみる必要があります。

住み替えマンションの費用リスク

住み替えるマンションといっても、賃貸や新たに購入するにしても費用がかかります。

  • 高齢者専用マンションの場合:家賃相場は15〜25万円ほど、長生きすればするほど、家賃がかかります。
  • 安い中古物件を購入する場合:手頃なマンションは、月々の管理費や修繕積立金がかかります。中古物件は、築年数が古くなっていくほど値上げされる可能性があります。

環境の変化へのリスク

新しく住み替えることによって、これまで慣れ親しんできた生活環境が大きく変わります。

  • 新しい人間関係:ご近所付き合いを「一から始める」必要があります。
  • 慣れ親しんだ環境:お気に入りのお店やグループ活動など、これまでの人間関係は「大切な人生の財産」です。

まとめ

自宅を売ってしまうと、もう後戻りはできません。慣れ親しんできた住まいですから、住み替えの前にじっくりとメリット・デメリットを検討した方が良いでしょう。

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