災害や入院がきっかけ? 生活不活発病とは
地震や水害、入院などをきっかけに起きる病気「生活不活発病」が高齢者の間で増加しています。生活不活発病は放っておくと、いろいろな疾病の原因となる怖い病気です。今回の男の家事は、生活不活発病についてご紹介します。
生活不活発病とは
生活不活発病は、文字通りに「“生活”が“不活発”」になることで全身の機能が低下する病気です。学術的には「廃用症候群」ともいいます。
生活不活発病の症状
全身に影響するもの
1.心肺機能低下
2.起立性低血圧
3.消化器機能低下
・食欲不振
・便秘
4.尿量の増加→血液量の減少 (脱水)
体の一部に起こるもの
1.関節こう縮
2.廃用性筋い縮・筋力低下
3.廃用性骨い縮
4.皮ふい縮(短縮)
5.じょくそう
6.静脈血栓症→肺塞栓症
精神や神経の働きに起こるもの
1.うつ状態
2.知的活動低下
3.周囲への無関心
4.自律神経不安定
5.姿勢・運動(調節機能低下)
「生活不活発病」になるきっかけ
高齢者の場合、「生活不活発病」になる人の多くは、入院がきっかけといわれています。風邪をこじらせたり、骨折したり、入院によるベッド生活が引き金となり、病気が治っても自宅でのベッド生活を続けてしまうようになることです。例え、入院しなくても数日間ベッド生活を続けることで、家に閉じこもったり、布団の中で過ごすようになることがあります。ある研究では、数週間で確実に現れるともいわれています。
「生活不活発病」の予防のポイント
- 毎日の生活の中で活発に動くようにしましょう。
- 家庭・地域・社会で、楽しみや役割をもちましょう。(遠慮せずに、気分転換を兼ねて散歩やスポーツや趣味も)
- 歩きにくくなっても、杖や伝い歩きなどの工夫を。 (すぐに車いすを使うのではなく)
- 身の回りのことや家事などがやりにくくなったら、早めに相談を。 (練習や工夫で上手になります。「仕方ない」と思わずに)
- 「無理は禁物」 「安静第一」と思いこまないで。 (疲れやすい時は、少しずつ回数多く。病気の時は、どの程度動いてよいか相談を。)
※ 以上のことに、ご家族や周囲の方も一緒に工夫をしましょう。
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