【見えない家事】夫婦の家事負担の不平等を「家事の見える化」で確認する方法

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夫は「自分は家事参加している」と思っているが、妻「夫は家事をしてくれない」と感じている。子育て夫婦や定年後夫婦など、夫婦の家事負担についての感じ方の違いについて大きな隔たりがあるようです。
今回の男の家事では、夫婦の家事負担の不平等を「家事の見える化」で確認する方法を紹介します。

家事には「見えない家事」が数多くある

「食事を用意する」といえば、「料理」というイメージですが、実際には「食事を作る」だけではありません。①献立を考える ②買い物をして材料を用意する ③材料の管理を行う ④料理をする ⑤後片付けをする  「食事を用意する」に必要な作業項目は5つもあります。献立を考えるのも「予算」「家族の健康」「好き嫌い」「食材の在庫具合」など、多くのことを検討しなければなりません。

このような家事を「見えない家事」ともいいます。「見えない家事」は、認識されやすい「見える家事」よりも細々と多く、見えない家事の負担が妻の不満の原因になっている場合が多いようです。

家事には「定期」と「不定期」がある

家事といえば「料理・掃除洗濯」というイメージですが、洗濯といっても衣類の洗濯もあれば、衣替え、クリーニング、季節のカーテン替えなど、定期的に行う洗濯と、不定期に行う洗濯があります。掃除ならば掃除機かけがイメージしやすいですが、網戸や戸棚の中、床のワックスがけなども年に何回の掃除が必要です。

定期的な家事は「見えやすい家事」なので、不定期な家事は「見えにくい家事」なので、夫に家事としてカウントされにくいことが多いようです。

 

家事の「見える化」

夫婦の家事負担の不平等を解決する方法として「家事の見える化」がおすすめです。「家事の見える化」には、「見えない家事」をできるだけ細かく書き出し、「定期な家事」「不定期な家事」に分類することが大切です。
また、「家事の見える化」の分類は、子育て夫婦や共働き夫婦、シニア夫婦などによって項目が変わるので、夫婦の話し合いが大切です。

 

子育て夫婦

保育園の送り迎え、子供の相手、しつけ、哺乳瓶などの衛生管理、熱を出したときの対応、爪切り、歯磨きなど、本当に「細かい家事」が多いです。

 

シニア夫婦

定年する前は、妻に家事の多くをしてもらっているので、「それが当たり前」と思っていることが多いです。「ポテトサラダぐらい手作りするのが当然」が話題になりましたが、家事の大変さを理解していない夫も多いようです。子育ては終わっているので、基本は「二人の家事」なのですが、長年家事を担当してきた妻の負担を減らすことが重要です。加齢による身体的な負担を考慮し、家事項目を減らすことも大切です。

 

まとめ

「家事の見える化」は、夫婦の家事負担のバランスを検討するのに役立つ方法の一つです。

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