【健康】乾燥肌・かぜ予防によい加湿器の選び方
風邪(かぜ)をひいてる人が1回くしゃみをすると約100万個、1回のせきで10万個のウイルスが出るといわれています。冬の乾燥は、かぜをひきやすくし、女性の大敵である乾燥肌の原因にも。そんな時は加湿器がぴったり!「でも、色々な加湿器があるけど、どれがいい?」と悩んだことはありませんか?
今回の男の家事は、市場に出回っている「加湿器の特徴と違い」を紹介します。
加湿がかぜ予防になる理由
ウイルスは低温と乾燥を好みます。湿度40%以下の部屋は、ウイルスが空気中に漂いやすい好条件なのです。小まめな換気でウイルスを追い出し、お部屋を加湿することが有効です。加湿することでのどや鼻の粘膜を保湿することになり、ウイルスへの抵抗力もアップします。一般的にお部屋の湿度は、40〜60%が最適とされています。
加湿器の方式
加湿器には、大きく3つの方式があります。それぞれの方式の違いによって、メリット・デメリットがあります。
スチーム式
ヒーターで水を加熱し、沸騰させて蒸気をつくる方式です。原理は電気ポットと同じです。
<メリット>
- 加湿力がとても高い
- 水を沸騰させるので、雑菌が繁殖しないため衛生的
- 不純物の少ない水蒸気なので安全性が高い
- 冬の場合、室温が上がる
- 本体の価格が安い
<デメリット>
- 消費電力が大きい
- 吹き出し口が熱く、小さな子供がいる場合は注意が必要
- 沸騰部分に水アカがたまるので、クエン酸などで手入れが必要。
- 加湿のし過ぎで窓に水滴が出やすい
超音波式
水を超音波で微粒子の霧をつくって加湿するタイプです。おシャレなデザインなものが多く、アロマを加えるタイプが人気です。
<メリット>
- 本体の価格が安い
- 消費電力が少ない
- 吹き出し口が熱くならない
- 加湿のし過ぎがない
- 作動音が静か
<デメリット>
- 急速な加湿ができない
- 加湿フィルターの掃除が必要
- 水タンクに雑菌が繁殖すると、そのまま拡散させる
- 水のミネラル分も霧にするので精密な電化製品に影響がでる可能性がある
気化式
フィルターに水を含ませファンで風を送り、水分を気化する方式です。
<メリット>
- 消費電力が少ない
- 吹き出し口が熱くならない
- ミネラルや雑菌が広がる可能性が低い
- 加湿のし過ぎがないため、就寝中につけっぱなしができる
- 空気清浄効果がある
<デメリット>
- 急速な加湿ができない
- 加湿フィルターの掃除が必要
- 日本製が少ない
- 作動音がやや大きい
ハイブリッド式
湿度が低い時は加湿フィルターに温風をあてて加湿、湿度が安定したら送風で気化させる方式です。
<メリット>
- 加湿が早く、加湿のし過ぎがない
- 効率の割に省エネ
- 吹き出し口が熱くならない
<デメリット>
加湿フィルターの掃除が必要
加湿の目安
加湿器の能力は、「ml/h」で表します。この数字が大きいほど能力が高いといえます。下記は、室温20℃で、湿度60%を維持できる部屋の広さの目安です。
■適応床面積
- 1000ml/k:プレハブ28畳/木造17畳
- 800ml/h:プレハブ22畳/木造5畳
- 700ml/h:プレハブ18畳/木造11畳
- 600ml/h:プレハブ17畳/木造10畳
- 500ml/h:プレハブ14畳/木造5畳
- 400ml/h:プレハブ11畳/木造7畳
- 300ml/h:プレハブ8畳/木造5畳
加湿の疑問
【Q】水道水と浄水器の水のどちらがいいの?
【A】水道水です。水道水には微量の塩素が入っていて、雑菌やカビの繁殖を抑えます。
【Q】パソコンなどの精密機器がある部屋での加湿は大丈夫?
【A】加湿のし過ぎは故障の原因になりますが、乾燥のし過ぎは静電気が発生し、同じく故障の原因になります。適度な加湿が大切です。
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