【節電】すっきり快眠!ベランダ打ち水で夜間の熱中症対策【集合住宅】
30℃を越える日が続いています。暑い日に特に気をつけたいのが「熱中症」。なかでも就寝中の「夜間熱中症」に注意が必要です。今回の男の家事は、ベランダの打ち水で手軽にできる「夜間熱中症対策」を紹介します。
打ち水の原理
古来日本人の知恵として、名前の通り地面に「水を打つ」こと。水の蒸発(気化熱)によって、地面や大気の熱を奪って冷します。2℃程下げる効果があるといわれています。
打ち水は朝と夕方に
昼間は、蒸発に湿度が上がって不快度が上がる場合があります。「夜間熱中症対策」なので、太陽が傾きはじめた夕方がおすすめです。
打ち水はエアコンの効果も高めます
エアコンの室外機の周囲に打つ水をすると、エアコンの効率が高まります。
<道具>
小型噴霧器:園芸用の手押しポンプ式小型噴霧器。ホームセンターなどで2000円以内で購入できます。バケツに水を入れて手で撒いたり、じょうろなどで水を撒いたりしても良いのですが、水を多く撒きすぎてお隣さんに水が流れてしまうことも……。ご近所トラブルの原因なので注意が必要です。小型噴霧器なら、水量の調節が簡単です。
100均のペットボトル噴霧器:ペットボトルに付ける噴霧器。100円ショップで購入することができます。
<打ち水の仕方>
噴霧器に水を入れて、ベランダの床や壁に散布します。特に室外機周辺を念入りに。床や壁を濡らす程度を、何度か繰り返します。小型噴霧器なら、少量の水を効果的に散布、特に壁への散布が容易です。
打ち水で快適に
打ち水の自然冷却でベランダを温度下げると、お部屋も快適に!昔からの知恵を上手に活用しましょう!でも、暑過ぎる夜は、エアコンの使用も検討してください。