節約or 便利 男性の家事参加を「暮らしのコスト」で考える【男の家事】
「子供ができて家族が増えた」「老後の生活費を考えなくては?」など、男性の家事参加は、支出を抑えて生活費を軽減する上でも効果があります。しかし、家事をすることで、人によっては「自分の時間がなくなる」「面倒」などのマイナス面が感じることもあるでしょう。今回の男の家事は、家事を色々なコスト面から考えていきたいと思います。
コストとは?
「コスト」という言葉について、goo辞書では下記のように解説されています。
■コスト【cost】
費用。特に、商品の生産に必要な費用。生産費。原価。「コストを切り詰める」
例)コストアップ
[名](スル)《(和)cost+up》生産原価が上昇すること。「石油危機でコストアップする」
例)コストカット
《(和)cost+cut》経費を切り詰めること。費用削減。
例)コストパフォーマンス
1 支出した費用とそれによって得られたものとの割合。費用対効果。
2 コンピューターの、費用に対する性能評価。費用対性能比率。
お金だけではない!暮らしのコスト
コストとは、生活するための「かかるお金(費用)」ということになりますが、暮らしのコストを考える場合、「手間のコスト」「時間のコスト」なども検討すべきでしょう。
①お金のコスト
出費に関する金額。
②手間のコスト
よりラクをしたい、という欲求を実現するためのもの。
③時間のコスト
何かをするために必要な時間。
暮らしのコストは、「①お金のコスト」「②手間のコスト」「③時間のコスト」のバランス関係にあります。
よりラクをしたい「②手間のコスト」や、手短にしたい「③時間のコスト」を優先するならば、「①お金のコスト」をかければ解決します。
例えば「汚くなった換気扇をキレイにしたい」しかも「ラクに手っ取り早く」なら、プロの業者に頼めば15000円ぐらいで解決します。料理も「外食やお惣菜、料理の素、冷凍食品」を使えば、「②手間のコスト」「③時間のコスト」のコストをかけずに済みます。
暮らしのイニシャルコスト・ランニングコスト
家事は、“お金を稼ぐ”という意味においては、生産性はほぼ0(ゼロ)といえるものです。家事は、毎日の暮らしを「健康に、快適に、楽しくする」ための必要なもので、金銭面ではランニングコストに入る、と考えられます。少々乱暴ですが、下記の関係が成り立ちます。
1:家事をする
「②手間のコスト」「③時間のコスト」のコストアップ
「①お金のコスト」のコストダウン
2:家事をしない
「②手間のコスト」「③時間のコスト」のコストダウン
「①お金のコスト」のコストアップ
単純にいえば「家電や設備」「サービス」「商品」などを買えば(イニシャルコストをかければ)、家事負担を減らすことができます。反対に「家事にチカラ」を入れれば、出費(ランニングコスト)を抑えることができます。
■暮らしのイニシャルコスト:暮らしの初期費用
■暮らしのランニングコスト:暮らしの維持費用
暮らしのコストは、バランスで考える
「①お金を優先するか?」「②手間や③時間を優先するか?」それは、各家庭の所得やライフスタイルによって違います。暮らしの男性の家事参加によって「イニシャルコスト」「ランニングコスト」を下げることも可能ではないでしょうか?
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