【節約】家でできる!冷凍野菜の新常識【男の料理】
野菜が高くても、野菜無しという訳にはいかない献立づくり。「特売の野菜をできるだけ長持ちさせたい」という方には、“野菜の冷凍保存”があります。「えっ?野菜を冷凍にすると、栄養や味が落ちるのでは?」と思われる方も多いようですが、実は冷凍野菜は、とっても便利でヘルシーな保存法だったのです。今回の男の家事は、冷凍野菜の真実を紹介します。
野菜の冷凍保存の基本テクニック
野菜を冷凍保存すると栄養価が落ちそうに思えますが、意外にそういうことはありません。冷凍にすることで野菜の呼吸や酵素、菌類の活動がストップするため、2週間程度の保存なら栄養価をキープすることができます。
野菜の冷凍保存のコツ
- 水気をとる
- 野菜は新鮮なうちに保存する
- 冷凍保存用袋などに薄く平らにして保存する
- 金属トレイなどに置くとすばやく冷凍できる
- 目安は2週間、1ヶ月以内に食べ切る
解凍しなくてもよい
野菜が凍る過程で、細胞の水分が膨張し細胞壁が傷つきます。そのため火が通りやすく、味もしみ込みやすくなります。調理するときは、凍ったまま鍋やフライパンに入れて調理することができます。
各野菜の冷凍のポイント
- トマト:そのまま冷凍できます。凍ったまますり下ろすことができます。
- 山芋:そのまま冷凍できます。凍ったまますり下ろすことができます。
- ほうれん草:3〜4センチに切って冷凍。熱湯をかけて水でさらすだけで「おひたし」に
- 小松菜:そのまま冷凍できます。ビタミンCは、冷凍した方が増えます。
- キャベツ:5センチ角に切って冷凍。お湯で解凍して水気を切ってから使用します。
- 白菜:1枚ずつ剥がして冷凍します。
- ねぎ:刻むと使いやすいですが、刻まなくても容器に入るサイズに切って冷凍保存できます。
- にんにく:まるごと冷凍できます。すり下ろしたり、みじん切りにする場合は、日本酒を入れておくと変色を防ぐことができます。
- 生姜:まるごと冷凍できます。すり下ろしにする場合は、薄く平らにしておき、使用する際は必要な分だけ折って使用します。
- きのこ類:きのこは、一度冷凍した方がうま味が3倍アップします。
野菜は、1日違いで値段が倍に!
季節や天候に左右されやすい野菜は、100円のものが200円になったり、価格が安定していません。特に葉もの野菜は、変動が激しいようです。安いときに上手に冷凍保存して、かしこく野菜を食べましょう!
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