【簡単】水煮よりおいしい!筍のゆで方【下ゆで】

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筍のおいしい季節になりました。筍ご飯に若竹煮、筍の天ぷらなど、旬の筍を使った筍料理はおいしいですね。でも「市販の筍水煮を使った方が楽だから」「筍の下ゆでは難しいそう」といった理由で、市販の筍水煮を使っていませんか? せっかくの旬の味わいですから、自分で下ゆでしてみませんか? 筍の香りに違いにびっくりしますよ。今回の男の家事は、家庭でできる筍の下ゆでを紹介します。

旬の筍

3月中旬から5月までが旬です。産地は「筍前線」と呼ばれ、南から北上していきます。

筍の栄養

水煮竹の子の白いモロモロ物質は「チロシン」というアミノ酸です。チロシンは脳を活性化させるドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料となります。竹の子にはチロシンが多く含まれています。洗わず食べましょう。

■ビタミンB1
糖質をエネルギーに変換します。

■ビタミンB2
子供の成長期に欠かせない栄養です。

■タンパク質
筋肉や臓器を作ります。

■食物繊維
整腸効果があります。

筍の選び方

●穂先の色が黄色いもの。

●全体的にずんぐりとして色が薄いもの。

●根元の赤い粒々が少ないもの。

●切り口が白く、みずみずしいもの。

筍の下ゆで

ぬかを入れる理由は、筍特有のえぐみがぬかに含まれるカルシウムと結合して中和されるからです。

<道具>

  • 大きめの鍋
  • 落としぶた(無ければ皿やアルミ箔でも良い)
  • 竹串

<材料>

  • 筍・・・・・・・・・・・・・今回は2本
  • 米ぬか・・・・・・・・・・・カップ1杯
  • 唐辛子・・・・・・・・・・・新しい竹の子だったら無くても良い

※米ぬかは、購入時に大抵はもらえますが、無かったら米のとぎ汁を使います。

<つくり方>

1. 筍の皮を3枚ほどむいて、先端を斜めに切り落とす。

2.切り取った部分に垂直に切れ目を入れる。

3.鍋に水を入れて、筍、米ぬか、唐辛子を入れる。

※鍋に竹の子が入らなかったら1/2に切っても良い。

4.火にかけ沸騰したら、落としぶたをして、弱火で煮る。

5.目安は40分から1時間。竹串をさしてみて、すっと通れば火を止める。

6.ゆで汁につけたまま、冷めるまで置く。

7.水洗いし、皮をむき、部位に分ける。

水煮では得られない部位分

筍を下ゆでをすることで、水煮では得られない「部位」があります。それは「姫皮」です。香りと食感がいいので、みそ汁の具や和え物に入れたり、細かく刻んで筍ご飯に入れたりといろいろな使い方ができます。

先の方の柔らかいのが姫皮

姫皮(右端):穂先から少し上部分の“白くて柔らかい皮”の部分。

穂先(中央):やわらかい部位。

根元(左):食感が楽しめる固い部位。

旬の保存

ボウルに水を入れて冷蔵庫で保存。毎日水を交換して5日〜1週間の保存ができます。冷凍保存する場合は、料理に使うサイズまで切っておき、水気を切って保存袋などで空気を抜いてから冷凍します。

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