【掃除】防カビ・除菌・防臭。住宅用除菌剤のいろいろ【男性】
掃除は見た目のキレイさも大切ですが、「衛生面」にも十分に注意しなければなりません。今回の男の家事は、水まわりの掃除や調理器具などの衛生掃除、食中毒や感染病の予防、カビ防止、消臭など、一般的な住宅用除菌剤の種類や使い方を紹介します。
一般的な「消毒剤」
消毒剤には、分類によって特徴があります。
種類 | 主成分 | 機能 |
消毒用 エタノール | エチルアルコール | 有臭で速乾性・即効性があります。 |
塩素剤 | 次亜塩素酸ナトリウム | 有機物汚染状態では効力がない。 金属(アルミなど)を腐食させる 場合がある 使用法を誤ると有毒ガス発生 (クエン酸との混合) |
強酸性水 | 強酸性次亜塩素酸水 | 水に食塩などを加え、特殊な膜を仲介 して電気分解して作られる。 殺菌力が強く、安全性も高い。 |
逆性石けん | 4級アンモニウム化合物 塩化ベンザルコニウム | 毒性が低く安全性が高い。 有機物汚染状態では効力がない |
アルコール系(消毒用エタノール)
スプレーするだけ。アルコールなので揮発します。大手メーカーの市販品なら、食品や食器類などにかかっても安全性は高いといえます。価格は、300mlで300円~。ノロウイルスやロタウィルスには効果がありません。
塩素剤系(次亜塩酸ナトリウム)
市販では、ハイターとブリーチがあります。2つの違いは、洗浄成分の有無です。ハイターの方が洗浄力が高いのですが、毒性が強いといわれています。
ハイター:次亜塩酸ナトリウム+洗浄成分
ブリーチ:次亜塩酸ナトリウム
ノロウイルス・ロタウィルスの消毒剤のつくり方
次亜塩素酸ナトリウムは、市販の漂白剤(塩素濃度約5%)である「ハイター」や「ブリーチ」を250倍希釈して作ることができます( 例:5Lの水に漂白剤を20ml)。消毒剤は、スプレーボトルなどに入れて使用します。ハイターとブリーチの違いは、洗浄成分の有無です。
まな板・食器・洗浄用具・水まわりの「除菌」「脱臭」「防カビ」「漂白」
スプレーボトル(300ml)に、次亜塩酸ナトリウム(ハイター/ブリーチ)をキャップ1/8杯(約3ml)程度を入れて、水で薄めます。(1Lで10ml目安)
冷蔵庫・食器棚・キッチンまわりの「除菌」「脱臭」
スプレーボトル(300ml)に、次亜塩酸ナトリウム(ハイター/ブリーチ)をキャップ1/36杯(約0.6ml)程度を入れて、水で薄めます。(1Lで2ml目安)
逆性石けん
陽イオン界面活性剤のことで「石けん」の名前がありますが、洗浄力はほとんどありません。細菌には効力がありますが、ウィルス系には効力がありません。
強酸性水
殺菌力が高く、細菌・ウィルスの両方に有効です。スキンケアにも使用できます。家庭用の強酸性水生成器も市販されています。
参考:厚生労働省:ノロウィルスに関するQ&A
<除菌剤のいろいろ(PR):安全性と使いやすさで注目の除菌剤、次世代型次亜塩素酸水とは>
雑菌やウィルス対策の消毒剤は、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどがありますが、安全性と使い勝手で注目されているのが「次亜塩素酸水」です。子ども園や市役所・学校などの公共施設をはじめ、病院や老人ホームの医療施設、飲食店などに利用されています。除菌水ジーアは、「次亜塩素酸水」でできた除菌消臭水。希釈せずにそのまま使えるから、超音波加湿器に入れたり、スプレーボトルに入れて噴霧するだけなので、日頃の除菌対策にとっても便利です。
▼除菌水ジーアはこちら▼
希釈せずにそのまま使える次亜塩素酸水、除菌水ジーア