【ガン予防】カルシウム不足が原因?大腸がんの原因の新事実
「健康には自信があるから」と思っていたら、ある日「大腸がん」が見つかった!「大腸がん」は、比較的長い時間をかけて進行するため、早期の自覚症状がありません。食生活の欧米化によって「大腸がん」のリスクが高まっているといわれていますが、原因の一つとして「カルシウムとビタミンDの不足」が最近の研究でわかってきています。今回の男の家事は、「大腸がん」の症状と予防について紹介します。
大腸がんとは?
大腸がんは「結腸がん」「直腸がん」に大きく分けられます。
大腸がんの症状の目安
下記の症状をはじめ、体重の現象やだるさ、微熱などの不調があります。
- 排便時に腹痛がある
- 便に血が混じる(病巣部からの出血)
- 便が細くなる(通過障害)
- 排便後にも残便感がある
大腸がんの検査
早期発見には、定期検診を受けることが大切です。
- 便潜血検査
「大腸がんの可能性」を検査します。検査した人の7%が陽性ですが、多くは痔の出血かポリープです。がんが発見されるのは陽性者の0・2%程度といわれています。 - 注腸造影検査、内視鏡検査
確定検査に用いられます。 - PET(陽電子放射断層撮影装置)検査
確定検査に用いられます。
大腸がんの原因
大腸腺腫は大腸ポリープの一種で、健康な人にも見つかる「良性腫瘍」ですが大腸がんに変化する可能性があります。「大腸がん」が発生するプロセスは、下記の通りです。
- 肉などの動物性脂肪を食べる。
- 脂肪を分解するために、肝臓で作られた消化液「胆汁」が腸の中で大量に分泌される。
- 「胆汁」の中に含まれる「胆汁酸」の一部が腸内細菌によって酸化され「二次胆汁酸」に変化。
- 「二次胆汁酸」が発がん物質として「大腸がん」を促進させる。
- 大腸の終点に近いS状結腸や直腸は、この発がん物質と接する時間が長いため「大腸がん」になりやすいといわれています。
カルシウムが「大腸がん」の原因物質を無毒化させる
国立国際医療センター研究所では、「カルシウムの摂取が大腸がんの発生リスクを低下させる」という研究結果をアメリカの医学誌“Cancer Epidemiology Biomarkers & Prevention”2008年10月号に発表しました。
カルシウムの摂取量については、最も少ないグループ(男性:464mg/日未満、女性:535mg/日未満)から最も多いグループ(男性:795mg/日以上、女性:842mg/日以上)まで5つに分けて調べたところ、最も多いグループは最も少ないグループに比べて大腸がんのリスクは0.64倍、つまり36%もリスクを低下させるという結果になりました。
二次胆汁酸にカルシウムが結合することで無毒化されて便中に排泄されると推測される。
カルシウムはビタミンDと一緒に腸粘膜細胞の分化などを正常化する作用も実験的に示されています。
大腸がんの予防にヨーグルトのダブル効果
食生活の改善が効果的です。動物性脂肪を減らし食物繊維の多い野菜や穀類、豆類などを食べます。ヨーグルトなどの乳酸菌は胆汁酸を酸化させる腸内細菌を減らし、カルシウムは「ニ次胆汁酸」と結合して排出させる作用があり、一石二鳥の大腸がん予防効果を期待できます
毎日のヨーグルトでがん予防
ヨーグルトは、乳酸菌とカルシウムが多く含まれています。ヨーグルトの種類によっては、胃がんの原因とされるピロリ菌を減らすものもあります。ほかにも乳酸菌が増えやすいエサとなる「オリゴ糖」の摂取や野菜しっかり食べるなど、バランス良い食生活を心がけましょう!
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