家庭でできる地震対策(防災)
今回の男の家事は、「家庭でできる地震対策」について紹介します。
もっとも多い地震被害は?
地震における負傷原因の30〜50%が「家具の転倒・落下」といわれています。家具類の転倒・落下は、つまずいて転んだり、割れた食器やガラスでけがをするなど、いろいろな危険をもたらします。家具類の転倒・落下防止対策は建物の耐震化と並んで、非常に重要かつ効果的な地震対策です。
家の家具・設備の対策
- 家具を固定する。
- 開き戸タイプの家具には開き扉ストッパーを取り付ける。
- 窓やガラス扉には飛散防止フィルムを貼る。
- 扉のない収納家具には、ビン類落下防止具を取り付ける。
- 吊り下げ式照明器具の補強を行う。
- 防炎カーテンを取り付ける。
家の損害に備える
- 家の耐震補強を進める。
- ブロック塀の安全を確認する。
- 地震保険に入る。
- 消化器をチェックする。
避難と地震後の備え
- 避難場所と経路を確認する。
- 家族の集合場所などを決めておく。
- 非常用袋を準備しておく。
- 風呂の水をためておく。
- 3日分の非常食と水を備える
- 給水容器を備える。
- トイレットペーパーを備蓄する。
1週間をしのぐ現金の準備
釣り銭不足に備えて1000札で準備。公衆電話用に10円・100円硬貨も準備する。
貴重品をまとめておく
預貯金通帳・健康保険証・運転免許証・印鑑・パスポート・各種保険証書・土地家屋の権利書等。
携帯電話の災害サービス
■NTTドコモ iモード災害用伝言板サービス案内
■au 災害用伝言板サービス案内 利用方法
NTTの災害用伝言ダイヤルサービス
■NTT東日本 災害用伝言ダイヤル情報
■NTT西日本 災害用伝言ダイヤル情報
■Y!mobile 災害用伝言板サービス
震度とその感じ方
震度2
屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。
震度3
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。
震度4
かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが目を覚ます。
震度5弱
多くの人が身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。
震度5強
非常な恐怖を感じる。行動に支障を感じる。
震度6弱
立っていることが困難になる。
震度6強
立っていることができず、はわないと動くことができない。
震度7
揺れにほんろうされ、自分の意思で行動できない。
まとめ
「備えあれば憂いなし」。少なくとも、備えていれば慌てることが減ることにはなりそうです。少しずつでも、防災について考えて見ませんか?
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