きのこのトマトリゾットの作り方【男の料理】

「きのこ」は、食物繊維やミネラルが豊富な野菜。しかも、スーパーで売られている「きのこ」の多くは、工場野菜であるため、価格は比較的安定しています。今回の男の家事は、きのこの定番「ぶなしめじ」と「トマトジュース」を使った「きのこのトマトリゾット」を紹介します。

きのこは比較的、価格が安定している。

「ぶなしめじ」は、ビタミンB1や食物繊維も多い、ヘルシーなきのこです。特にカルシウムの吸収を高めるビタミンDは、年配の女性がかかりやすい骨粗しょう症を予防します。また、豊富な食物繊維は整腸効果を高め、大腸ガンなどのリスクを低減します。

しめじの栄養

■ビタミンD
カルシウムの吸収を高めます。

■食物繊維
不溶性で整腸効果があります。

■ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える時に必要な栄養素です。

■ナイアシン
糖質や脂質、タンパク質から、細胞でエネルギーをつくる時に機能する酵素を補助します。

＜効能＞

疲労回復、整腸作用、ガン予防。

トマトジュースの栄養
「トマトジュース」はトマトの栄養たっぷり！飲むだけでなく、お料理にも活用できます。特にリコピンは、抗酸化作用が高く、女性にうれしい美肌や、ガン予防が期待できます。

■リコピン
トマトの栄養で注目されているのが赤い色素の「リコピン」です。とても強い抗酸化力があり、美肌やガン予防に効果あるといわれています。その効果は、βカロテンの2倍、やビタミンEの100倍といわれています。オリーブオイルと一緒に摂取するとリコピンの吸収が高まります。

■ビタミンC
コラーゲンの生成に必要な栄養素です。皮膚や粘膜の健康に役立ちます。風邪の予防に抗酸化作用もあり、動脈硬化や心疾患などの予防に期待できます。水溶性のビタミンで加熱に弱い。鉄分の吸収を高めます。

■カリウム
余分な塩分の排出を促す。

■13-ox-ODA
脂肪を燃焼させる遺伝子を増やすリノール酸。肝臓で脂肪燃焼に働くタンパク質を合成し、血糖値の低下効果があるといわれています。

＜効能＞

美肌、高血圧、肥満、抗がん、生活習慣病の予防

きのこのトマトリゾット

「リゾット」の料理名は、米(Riso)と最高（ottimo）を合わせた造語という説や、料理された（cotto）+米（Riso）という説などあります。米は洗わずそのまま使います。

＜道具＞

小鍋、フライパン、炒め用ヘラ

＜材料（2人分）＞

• 米・・・・・・・・・・1合
• タマネギ・・・・・・・1/4個
• オリーブ油・・・・・・大さじ4
• コンソメキューブ・・・1個
• トマトジュース・・・・・・・・・・・350～400cc
• ぶなしめじ・・・・・・・1パック
• スライスチーズ・・・・・2枚
• バター（マーガリン）・・1片
• 塩こしょう
• 粗挽き黒こしょう
• パセリ粉（彩り）

＜作り方＞

1. タマネギはみじん切り。しめじは根下部分を切り手で裂く。
2. 鍋にオリーブ油を入れて弱火。タマネギと米を入れて炒める。
   
   ※米は洗わずそのまま入れます。
3. 米が透明になったら、トマトジュースとコンソメを入れて中火にしてフタをする。
   
   ※トマトジュースが沸騰してきたら弱火にする。
4. フライパンを強火にかけ、バターを入れる。バターが溶けたらしめじを入れ、しんなりするまで炒め、塩こしょうで軽く味付け。
   
5. 「3」の米のトマトジュースが無くなり、所々に穴ができたら、米を味見。ちょっと芯が残るアルデンテ状態ならOK。ガリッと固いようならトマトジュースを足して炊く。
   
6. 炊きあがると「4」のしめじ（キノコは上からトッピング用に少し残す）、スライスチーズを入れてかき混ぜる。味見をして塩こしょうで調整。
   
7. 皿に盛って、残りのキノコをトッピング。黒こしょうは好みで。彩りでパセリを振る。

まとめ

きのこのリゾットは、手軽にできるので昼食にピッタリ！ちょっとオシャレな男の料理「リゾット」で妻に喜ばれてみませんか？

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