定年後のセカンドライフ　家事分担で貢献できる老後の資金

定年退職後、年金不足を補いセカンドライフを楽しく過ごすために、退職金を元手にお店を開店したり、株や不動産などの投資をはじめたり、資産づくりにチャレンジする方が増えています。事業や投資は、失敗すればコツコツと貯めてきた老後資金も0（ゼロ）になる可能性も。ある調査によると、飲食店は2年以内に約50％が廃業すると言われています。今回の男の家事は、家事分担で貢献できる老後の資金について紹介します。

家事分担で支出を抑える、という考え方

多くの男性は、定年まで「仕事をしてお金を稼ぐ」という人生を送ってきたわけですから、「定年後も収入を得る」という考えは間違ってはいません。人手不足の現在、定年後に再雇用という会社も増えてきていますし、シルバー人材センターなどで収入を得ることもできます。
また、収入を得るという考え方のほかに、「限りある老後資金の支出を抑える」という考え方もあります。支出は、「衣」「食」「住」の生活費や、楽しみの「遊」、医療費も増えてくることでしょう。支出における生活費は、夫の家事分担で抑えることができます。

夫の家事分担で「衣食住」の生活費（ライフコスト）を抑える

夫の家事分担で生活費を抑えられる理由を挙げてみましょう。

夫の料理で妻の負担が減り、外食やお惣菜の購入を減らせる。
夫が料理をすることで、調味料の使用量（塩分）や栄養などの知識を得られる。健康維持に役立ち、医療費の間接的な削減につながる。
夫の掃除参加により、住まいの設備や家具などのコンディションが保たれ、使用期間が延ばすことができ、ランニングコストを低減できる。
汚れがきつくなったキッチンまわり掃除などは、ハウスクリーニングや家事代行サービスにお願いするとかなりの出費になります。

ハウスクリーニングや家事代行サービスの価格目安

価格目安をご紹介します。

キッチンクリーニング　
￥15,000～
ガステーブル・ガスコンロ（グリル・扉・焼網・皿）・上下吊戸棚表面・天袋・照明・蛇口・窓（室内側）壁面など

換気扇レンジフード
￥13,000～

浴室
￥13,000～
浴槽（エプロン内部含む）・天井・照明・窓（室内側のみ）・水栓・壁面・床・扉・鏡・換気扇など

ガラス・サッシ
￥1,000～　/1㎡
ガラス・サッシ枠の内側・外側　など

フローリング
￥1,000～　/1帖
洗浄とワックス仕上げ

家事代行
週1回2時間のサービスで月額￥17,000～

まとめ

ハウスクリーニングで男性作業員が多いのは「掃除は力仕事」という側面もあります。年末の大掃除だけでなく、定期的なメンテナンスも兼ねたクリーニングは、住まいの設備も家具のコンディションを保ち、住まい設備のランニングコストの軽減を図ることができます。何よりも夫の掃除分担で、妻に喜ばれること間違いなし！定年退職をきっかけにハウスクリーニングに挑戦してみませんか？

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