妻に喜ばれる!ガスコンロ(ガスレンジ)の掃除の仕方

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奥様の悩みの一つがキッチンまわりの油汚れ。毎日掃除をしていても、油汚れは少しずつたまって頑固汚れに!「ベトついた油汚れや、こびりついたコゲが落とせない……」こうなったら女性の手には負えないことも。
こうなったら夫の出番です。
今回の男の家事は、ナチュラルクリーニング剤「セスキ炭酸ソーダ」を使ったガスコンロ(ガスレンジ)の掃除方法を紹介します。定期的なメンテナンスや大掃除にピッタリです!

ガスコンロ(ガスレンジ)の汚れは、どんな汚れ?

ガスコンロ(ガスレンジ)のガンコな汚れは食用油や食材の油煙、調味料などの“油汚れ”が大半です。汚れには化学的な特徴があり、「酸性」「アルカリ性」のどちらかの性質をもっています。“油汚れ”は酸性の汚れになります。
酸性の汚れは、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダで中和して落とすことができるのです。
代表的な酸性系の汚れ ①キッチンやコンロなどの油汚れ(油煙汚れ)②植物油やバターなどの油脂汚れ③手アカや湯アカなどの皮脂汚れ④食品の腐敗臭や汗のニオイ。

強い油汚れには、セスキ炭酸ソーダが適しています


セスキ炭酸ソーダは、重曹(ごく弱いアルカリ性)よりも強い“弱アルカリ性”です。油汚れに関しては、重曹の約10倍の洗浄力があるといわれています。重曹よりも水に溶けやすく、扱いやすいアルカリ剤です。
※トッププレートが「フッ素」「アルミ素材」の場合、セスキ炭酸ソーダや重曹は使用しないでください。

<道具>
  • セスキ炭酸ソーダ・スプレー ●ソフトタワシ ●メラミンスポンジ ●フキン(雑巾) バーナーのお手入れに使用するもの → ●潤滑スプレー(CRC-556 / WD-40) ●金ブラシ(使い古しの歯ブラシ) ●ラップ  ●ビニール袋 ●古新聞など
セスキ炭酸ソーダ・スプレーをつくる

ガスコンロ(ガスレンジ)の掃除には「セスキ炭酸ソーダ・スプレー」が便利です。小さじ1杯程度のセスキ炭酸ソーダを水(500ml)で溶かし、スプレーボトルで保管します。スプレーボトルは、ガーデニング用など、ホームセンターやDIYコーナー、100円ショップなどでも購入できます。

ガスコンロの掃除の仕方

ガスコンロ(ガスレンジ)は、いくつかの部品に分かれています。

①トッププレート
油煙や汁の飛び散り、油ハネ、ふきこぼれなど、もっとも汚れがつきやすい場所です。

②五徳(ゴトク)
鍋やフライパンを支える部品。最近は、バーナーごとの小五徳が主流ですが、トッププレート全面を覆う大型五徳もあります。※写真は大型五徳です。

③バーナー/バーナーリング
火が出る所です。目づまりの汚れは、不完全燃焼や点火不良の原因となりますので、金ブラシなどでこすり、こまめなお手入れが必要です

④グリル扉
食材の油ハネや油煙などがつきやすい場所です。

⑤グリル皿・焼き網
魚グリルなどニオイや油煙がつきやすい場所です。

⑥排気口
グリルの排気口。裏面は油煙がつきやすい場所です。

①トッププレートの掃除

プレート面にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、水にぬらし絞ったフキンでふきます。汚れが強い場合は、スプレー後しばらく放置してソフトタワシなどでこすり落とします。

 

②五徳の掃除

キッチンシンク内で五徳にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、フトタワシなどでこすり落とし、水にぬらし絞ったフキンでふきます。

 

③バーナー/バーナーリングの掃除

バーナーリングは、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、水にぬらし絞ったフキンでふきます。汚れが強い場合は、スプレー後しばらく放置してソフトタワシなどでこすり落とします。

1.バーナーは、金ブラシ(歯ブラシ)で汚れなどをこすり落とします。

2.ビニール袋内で潤滑剤をスプレーしてからラップで包みます。

 

3.10分程置いてから、キッチンペーパーで油をふき取り。コンロにセットして空焼きします。

④グリル扉の掃除

セスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、水にぬらし絞ったフキンでふきます。ガラス面の汚れが強い場合は、水にぬらしたメラミンスポンジでこすり落とします。

⑤グリル皿や焼網の掃除

 

キッチンシンク内でセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、フトタワシなどでこすり落とし、流水で洗い流します。グリル内は、ボロ布にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、ふき上げます。

⑥排気口の掃除

排気口の裏側やグリルの排気口付近は、油煙などで汚れています。セスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、水にぬらし絞ったフキンでふきます。汚れが強い場合は、水にぬらしたメラミンスポンジでこすり落とします。

<潤滑剤>
両方とも車関係で有名な潤滑スプレー。潤滑油の用途の他に、防錆や機械洗浄に使用されます。車用品やホームセンターなどで購入できます。

■WD−40:アメリカ製、保護皮膜5ミクロン

■CRC55-6:呉工業、保護皮膜2~2.5ミクロン

まとめ

汚れがひどくなってからのガスコンロ(ガスレンジ)の掃除は、プロの業者に頼むと1万円ぐらいかかります。今回、ご紹介の方法なら、道具や洗剤を一から揃えても1000円もかかりません。しかも、何度も使えるので2回目以降は、コスト0に!!ガスコンロをピッカピカにして、奥様に喜ばれてみませんか?

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住まいの掃除は“日頃のメンテナンス”が大切。「年に一回の大掃除よりも、こまめな掃除」がお部屋を清潔に保つコツです。でも、一度に溜まった汚れは難しいもの。そんな時は、プロに頼んで汚れをリセットしてから、こまめな掃除に切り替えてみるのも良いでしょう。ハウスクリーニングのベアーズは、創業20年の実績を誇る家事代行サービスの最大手です。その実績は、お客様満足度96.5%。『口コミランキング No.1』『サービス品質が高いと思うサービス No.1』『サポートも充実のサービス No.1』『共働き家庭が選ぶサービス No.1』『企業の福利厚生におすすめのサービス No.1』の5冠が証明しています。※日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年9月期_ブランドのイメージ調査
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