妻に喜ばれる!換気扇とレンジフードの掃除の仕方【年末の大掃除】

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年末の大掃除などで気になる換気扇やレンジフードのギトギト汚れ。プロにお願いしたら1万円以上の出費です。妻にとっても、大変面倒な掃除箇所です。
今回の男の家事.comは、家庭で手軽にできる「レンジフード」「換気扇フィルター」「換気扇ファン」「換気扇内」の掃除方法を紹介します。

 

妻に喜ばれる大掃除の場所とは!?

三菱電機「ニクイねぇ!PRESS」のアンケート調査「妻が夫に望む大掃除のポイント」では、「窓・網戸」(46.6%)、「お風呂の床や壁、天井」(45.5%)、「換気扇(レンジフード含む)」(44.4%)の順となりました。この3つの掃除を自分から進んですると、妻にとっても喜ばれそうです!

三菱電機「ニクイねぇ!PRESS」

換気扇まわりの掃除は大きく4つ

換気扇の掃除は、「①レンジフード」「②換気扇フィルター」「③換気扇ファン」「④換気扇内」の4カ所です。それぞれに掃除のポイントが異なりますので、順にみていきましょう。

換気扇掃除に用意するもの

換気扇のギトギト汚れは、主に“油汚れとほこり”です。しばらく放置されていたものは、油がガンコに固着していています。

油汚れに適した「セスキ炭酸ソーダ」

汚れやニオイにも化学的な特徴があり、「酸性」「アルカリ性」のどちらかの性質をもっています。油汚れは、酸性の汚れのため、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダで中和して落とすことができます。油汚れの掃除剤では「重曹」が知られていますが、セスキ炭酸ソーダは、重曹よりも強いアルカリ性です。油汚れに関しては、重曹の約10倍の洗浄力があるといわれています。重曹よりも水に溶けやすく、扱いやすいアルカリ剤です。セスキ炭酸ソーダは、家庭用洗剤や入浴剤の成分としても配合されるため、その安全性は高いものといえるでしょう。

※換気扇の機器がアルミ製の場合は、セスキ炭酸ソーダは使用できません。

<セスキ炭酸ソーダ・スプレーの作り方>

セスキ炭酸ソーダを汚れ面にスプレーして使う方法です。小さじ1杯程度のセスキ炭酸ソーダを水(500ml)で溶かし、スプレーボトルで保管します。スプレーボトルは、ガーデニング用など、ホームセンターやDIYコーナー、100円ショップなどでも購入できます。

 

ソフトタワシ/ 使い古しの歯ブラシ/ フキン(ボロ布)

油汚れを落とすときに使用します。油がべっとりとつきますので、使い捨てできるものがよいでしょう。

シリコンワックス/ スポンジ/ フキン(ボロ布)

次回の掃除を格段にラクになる「防汚処理」を紹介します。クレポリメイトやクレ・シリコンスプレーなど、シリコンコーティング剤を使います。詳しくは、「防汚処理」で紹介します。

ラップ/ ビニールテープ

コード類がある場合の「防汚処理」に使用します。

①レンジフードの掃除

レンジフードの汚れは、“お手入れが行き届いていないキッチン”という印象をもたれやすい場所です。月1回ペースで掃除をすると、1回の掃除がラクになります。掃除後の見た目が向上し、次回の掃除がラクになる「防汚処理」もあわせて紹介します。

1.レンジフードを外す。※外せないタイプはそのまま。

2.セスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、フキン(ボロ布)で汚れ(油)をふき取る。

※油汚れがベトベトで固まっている場合は、重曹を水で練り、使い古した歯ブラシなどでこすり落とす。

3.レンジフードの表面が乾くとシリコンコーティングへ。

4.スポンジにシリコン(クレポリメイト)を吹きつけ、車のワックスがけの要領で、レンジフードにシリコンをコーティングします。その後、ボロ布でふき上げる。汚れはコーティング面に付着するため、次回の掃除がラクになります。

5.シリコンコーティング前(左) シリコンコーティング後(右)

5.レンジフードのコード類は、掃除後にラップでくるみビニールテープなどで留めます。次の掃除は交換でOK

6.レンジフードを戻して完了です。

 

②換気扇フィルターの掃除

換気扇フィルターは、固定式のフィルターで、換気扇内へのフィルターの役目を果たしますが、「油煙カットする」という機能ではやや不十分です。そのため、いろいろなフィルターが市販されています。使い捨てタイプがよいでしょう。今回は、安価でサイズ調整ができる「ロール式換気扇フィルター」を使用しています。

 

 

 

1.フィルターを外す。

2.セスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、ソフトタワシなどで洗い流す。

※油汚れがベトベトで固まっている場合は、重曹を水で練り、使い古した歯ブラシなどでこすり落とす。

2.フィルターを乾かす。

3.スポンジにシリコン(シリコンスプレー)を吹きつけ、車のワックスがけの要領で、フィルターにシリコンを塗布します。

4.ロール式フィルターから必要な長さを切り出して装着します。フィルターの掃除・交換は月1回が目安です。

③換気扇ファンの掃除

もっとも汚れが固着している場所です。ファンが汚れていると集煙能力が落ち、ますますキッチンが汚れていく、という悪循環に陥ります。家庭用レンジに多い「シロッコファン」で紹介します。いろいろなタイプがありますが、基本的な掃除方法は同じです。

 

 

 

1.レンジフードと換気扇フィルターを外し、シロッコファンを外す。

2.セスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、ソフトタワシと歯ブラシで油汚れを落とす。

 

3.水で流し、フキン(ボロ布)で水気をふき取り、自然乾燥させる。

4.シロッコファンにシリコン(シリコンスプレー)をスプレーし、乾いたフキン(ボロ布)でふく。

※シリコンコーティングにより、油汚れがコーティング面に付着するため、次回の掃除がラクになります。車のワックスと同じ原理です。

<油汚れ強い場合>

重曹ペーストを使います。重曹を水で練り、汚れ面に塗りつけ10分ほど置き、ソフトタワシ・歯ブラシなどで油汚れをこすり落とします。それでも汚れが落ちない場合は、大鍋を用意し、水1Lに対して重曹60g濃度の重曹水を入れ、シロッコファンを10~20分ほど煮ます。

※ファンが熱に弱いプラスチック製などの場合は、熱めのお湯につけおきます。

 

④換気扇内の掃除

換気扇内は、外から見えない場所ですが、汚れがたまりやすい所です。長期間放っておくと、べったりと油汚れが固着し、換気能力も大幅に低下します。

1.換気扇ボックス内にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、ソフトタワシで油をこすり、ぬらしたフキン(ボロ布)で油汚れをふき取る。

※スプレーの際、モーターが電気系統にかからないように注意する。

2.換気扇内にシリコン(シリコンスプレー)をスプレーし、乾いたフキン(ボロ布)でふく。

※シリコンコーティングにより、油汚れがコーティング面に付着するため、次回の掃除がラクになります。

さらに、汚れを付きにくくする「防汚処理」には、シリコンコーティングがオススメ!

油汚れは、掃除してもすぐに汚れていきます。油汚れは、固着しやすいという特徴があるため、放置しておくとやっかいです。「シリコンコーティング」は見た目の向上もありますが、次回の掃除がラクになる、という大きなメリットがあります。
【用途】換気扇まわり・キッチン壁・システムキッチン・建具・家具

クレポリメイト

呉工業株式会社の製品。自動車のダッシュボード、タイヤ、クロームメッキ部分の表面保護とつや出し。ビニール、ラバー、プラスチック、グラスファイバー、合成皮革などの表面保護とつや出し。紫外線カット効果もあります。【レンジフード】

シリコンスプレー

呉工業株式会社の製品。自動車やオートバイ、自転車、機械・工具類、建具、家具類、ファスナーなどの潤滑、ツヤ出し、防水に使用します。スプレーなので、シロッコファンの細かい部分にもシリコンがいきわたります。クレポリメイトよりもコーティング面が弱いため、剥離を前提としたコーティングに向いています。【シロッコファン/ フィルター/ 換気扇内】

 

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