水洗いと干しても危険!キッチンふきんの雑菌は、たった半日で700倍に増える!【除菌】

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気温の上昇とともに危険が増してくるのが「雑菌による食中毒」です。雑菌を増やさないためには、食物カスなど“雑菌が増える環境”を減らすことが重要です。キッチンふきんは、食事後のテーブルやキッチンまわりのお手入れに欠かせないアイテムですが、干し方によってはわずか半日で700倍にも雑菌が増えることをご存じですか?今回の男の家は、キッチンふきんの雑菌が増えるプロセスや除菌の仕方を紹介します。

水洗いと室内干しのキッチンふきんは雑菌だらけ

「アルコール除菌ラボ@キッチン&食卓」と「微生物研究センター」は、台ふきんの共同実験を実施しました。

6日間、朝夕繰り返し使用した台ふきん※1で拭いた食卓に日常食べる機会の多い食品を落とした場合、わずか3秒でも食卓に落ちていたら、食べ物に雑菌がどの程度付着するのかを実験。

10センチ四方に76000個の雑菌が付着

水洗いと室内干しを朝夕6日間繰り返した台ふきんで、清潔な食卓を拭くと76000個/ 10㎠の雑菌が付着した。

キッチンの室内干しで雑菌は700倍に!

約180個の雑菌は、6時間後に61倍の約11000個、8時間後に333倍の約60000個、12時間後には722倍の約130000個に増加した。

キッチンふきんの除菌

使い古したふきんは、繊維の中に雑菌の巣ができやすくなります。そのため水洗いや台所洗剤では、雑菌が洗い落ちにくくなっています。

キッチンふきんの除菌の仕方

  1. ふきんを洗った後、天日干しをする。
  2. ふきんを洗った後、熱湯をかけてから干す。
  3. ふきんを洗った後、漂白剤で除菌する。

ハイター水・ブリーチ水のつくり方

除菌剤は、市販の漂白剤(塩素濃度約5%)である「ハイター」や「ブリーチ」を250倍希釈して作ることができます( 例:5Lの水に漂白剤を20ml)。消毒剤は、スプレーボトルなどに入れて使用します。ハイターとブリーチの違いは、洗浄成分の有無です。ブリーチ水は、テーブルやキッチンまわり、まな板の除菌にも便利です。

除菌・防カビ・防臭に!安くて手軽に使える!ブリーチ水の作り方|男の家事

※1 実験で使用した台ふきんについて

1週間に1回程度、台ふきんを漂白する家庭を想定し、6日間繰り返し使用した台ふきんで実験を行った。具体的な台ふきんの使用方法は以下の通り。清潔な台ふきんで、食事後を想定した食べカスなどが付着している食卓を水拭き後、台ふきんを水道水でもみ洗いし、水を絞った上で、梅雨時を想定した気温25℃、相対湿度75%の室内環境で自然乾燥させる。同じ台ふきんを使って、食卓の水拭き・水洗い・室内干しを朝夕2回、6日間繰り返した。

<参考>

防カビ・除菌・防臭。住宅用除菌剤のいろいろ|男の家事

キッチンスポンジは便座の20万倍雑菌!今すぐやるべきコップの除菌|男の家事

微生物研究センター|press

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雑菌やウィルス対策の消毒剤は、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどがありますが、安全性と使い勝手で注目されているのが「次亜塩素酸水」です。子ども園や市役所・学校などの公共施設をはじめ、病院や老人ホームの医療施設、飲食店などに利用されています。除菌水ジーアは、「次亜塩素酸水」でできた除菌消臭水。希釈せずにそのまま使えるから、超音波加湿器に入れたり、スプレーボトルに入れて噴霧するだけなので、日頃の除菌対策にとっても便利です。
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