電気料金・ガス料金の値上げラッシュ！買い替えしないで、今すぐできる節約とは？

この冬、電気料金をはじめ、ガス料金や燃料費など、エネルギー関連の価格が上昇を続けています。光熱費の値上げは、家計費を直撃する大きな問題です。
今回の男の家事は、「電気料金・ガス料金の値上げラッシュ！買い替えしないで、今すぐできる節約」について紹介します。併せて、夏の冷房の工夫も紹介しています。

コストをかけずに光熱費を減らすアイデア

基本は電気やガスなどのエネルギーの使用量を減らすための工夫になります。しかし、「消費電力が大きい古いエアコンは買い替えましょう！」的な初期コストのかかるアイデアは除外します。あくまでも、「今あるもので工夫する」ことを念頭においたものです。 

■お部屋の暖房費（冷房費）を減らす工夫

冬の暖房・夏の冷房で使用するエアコンは、光熱費の割合が大きいものの一つです。

【冷暖房】エアコンは扇風機と併用する

暖房・冷房のどちらでも「エアコンの空気を循環させる」ことでお部屋の快適さが増します。特に冬の暖房は、“暖かい空気が上に集まる”ので“生活の場の高さ”まで下ろす工夫が必要です。

空気を循環させるサーキュレーターがベストですが、扇風機でも十分な機能を果たせます。エアコンの下に扇風機を置いて、風を上向きに回すことで、お部屋に暖気・冷気を循環させることができます。

【暖房】冬は部屋の湿度に上げる

空気が乾燥しがちな冬は、部屋の湿度を40％〜60％を目安に調整すると良いでしょう。湿度は「10%～15%上がると、体感温度が1℃上がる」といわれています。暖かい部屋にしたいなら50％〜60％が目安です。加湿器があれば加湿器を使用し、無ければ濡れたタオルを吊るすなどの工夫をすると良いでしょう。加湿器を検討されているのなら、消費電力が少ない加湿器もあるので、下記を参考にしてください。

詳しいアイデアはコチラ→【健康】乾燥肌・かぜ予防によい加湿器の選び方

【暖房】熱の逃げ道を防ぐ

暖められた空気の逃げ道は、48％が窓などの開口部、17％が換気口、16％が外壁、10％が床、6％が屋根からといわれています。断熱効果のある厚手カーテンや市販の「隙間テープ」を使用します。

【冷房】夏は部屋の風通しを良くする

「風速1m/sで体感温度を1度下げる」ことができます。窓を開けて風を通すことで、お部屋が涼しくなります。

窓を開ける際は「風の入口は狭く、風の出口を広くする」と風が強くなります。

詳しいアイデアはコチラ→【節電】窓の開け方で涼しくなる方法【暑さ対策】

 

■料理のガス代・電気代を減らす方法工夫

食材に火を通す料理は、多くのエネルギーを使います。ちょっとした工夫で費用を減らすことも可能です。

【ガス代】必要な分だけのお湯を沸かす

例えば、カップ麺には必要な「お湯の目安量」が記載されています。コーヒーや紅茶などに必要な湯量を予め知っておくと必要な分だけを沸かすことができます。

【ガス代】麺類を茹でる時、鍋ではなくフライパンで茹でる

鍋でパスタ1人前（100g）を茹でるには水1Lが目安ですが、浅いフライパンなら半分の500mlで茹でることができます。パスタの長さを考慮するとフライパンは28㎝がおすすめです。沸騰時間が短いのでガスの消費量を減らすことができます。夏の使用では、キッチンの温度上昇を減らすこともできるので、冷房費の節約にもつながります。

詳しいアイデアはコチラ→【省エネ・節水】フライパンで茹でるパスタのメリット

【ガス代】煮物の下ごしらえを電子レンジで

ポテトサラダのじゃがいもを茹でるのではなく、電子レンジで火を通すと時間短縮とガス代も節約できます。お弁当に入れるちょっとした煮物などは、多くの量が必要ないので電子レンジの方が効率的だといえます。

まとめ

光熱費の削減は、省エネ製品の買い替えをしない限り、大幅に減らすことは難しいです。しかし、小さな工夫の積み重ねは、大きな結果につながることも事実です。

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