24時間365時間働けますか?家事には定年がない

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定年を迎える男性の方は、バブル期に一世を風靡した栄養ドリンクのCM「24時間戦えますか?」というフレーズを記憶しているかと思います。「あの頃は、よく働いたなぁ」と昔を思い出しつつ、今やもうすぐ定年という我が身‥。今回の男の家事は、家事の労働条件について考えて見たいと思います。

家事はブラック企業なのか?

定年後「もうちょっと働いてみようかな?」と思ったとします。さすがに65歳という年齢・・・よい求人がありません。そんなとき、こんな【求人募集】を見つけました。

明るく元気な方、募集!

<応募資格>

■学歴不問

■栄養管理の知識と調理技術を有する方

■衛生に関する知識と清掃技術を有する方

■商品の仕入れと在庫管理の知識と技術を有する方

■経理の知識と技術を有する方

■コミュニケーション能力のある方

■将来への戦略立案と実行できる方

休日・休暇;なし
定年:なし(死ぬまで)
給与:なし

ブラック企業か!

こんな条件、到底まともな会社ではないでしょう。でも、似たような状況で働く仕事があります。それは「家事」です。

■家事に無報酬。
■求められるスキルは、調理・衛生・家計・在庫管理など、多岐に渡ります。
■勤務日数:365日(休みなし)

まとめ

このようなことから、家事は「シャドウ・ワーク」といわれています。もし、妻が専業主婦だったら、今までこのような過酷の労働条件で働いてきた、ということに気づかされることでしょう。定年をきっかけに、「家事」にも積極的に関わってみてはいかがでしょうか?

■シャドウ・ワークとは・・・

社会学者、イヴァン・イリイチが提示した概念。シャドウ・ワーク(影の労働)とは、生産活動を維持するために必要不可欠だが、金銭の支払いの対象にならない労働のこと。家事や育児、サラリーマンの通勤などがその典型といわれる。拡大解釈すると、シャドウ・ワークには家人や子供の近所づきあい、学生の授業時間、子供たちのファミコン狂いなどまで含まれる。本来は消費社会化を支える隠された労働という意味合いで唱えられた。

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