【初めての男の家事】できることから少しずつ、週1日の食器洗い【その6】
「初めての男の家事」は、これまで家事をしたことがなかった男性（夫）のために、できそうなことから少しずつ参加してもらうためのプログラムです。家事は継続也です。気まぐれに家事をしても、家事とはいえません。男の家事では“妻に頼りにされる家事”が大切だと考えています。今回の男の家事の「初めての男の家事」は、できることから少しずつ、週1日の食器洗いについて紹介します。
週1日の食器洗いが良い理由
統計局「平成13年社会生活基本調査の結果」による1日の平均家事時間を見ると、妻の5時間11分に比べて、夫は36分です。もちろん家庭ごとに違うとは思いますが、妻の家事負担の重さは理解いただけるかと思います。夫が家事協力すれば、妻の負担が減り、家族の楽しみの時間も増やすことができます。
とはいえ、「いきなり毎日の家事は難しい」かもしれません。夫の週1日の家事時間を増やすことで、「妻にもゆとりの時間をつくる」ことを当面の目標として見てはいかがでしょうか？
「初めての男の家事 その2」の「トイレ掃除」と「初めての男の家事 その5」の「風呂掃除」で、家事時間は30～40分。今回の週1日の家事「食器洗い」に取り組んでみましょう！
食器洗いは、家事の基本。
夫の家事分担調査では、1位「ゴミ出し」 2位「風呂掃除」 3位「食器洗い・・・いろんな調査結果を見ても、ほぼこの順になります。やはり定番を抑えることが大切です。さらに「食器洗い」は家事の基本要素を訓練するのに、もってこいの家事なのです。
（1）食器洗いは、段取りが鍛えられる。
少ない水できれいに洗うには、段取りが大切。これを鍛えることで、料理にも生かされてきます。作ったら後片付けも！食器洗いまでやってこそ“料理”です。
夫にやってもらいたいランキング 妻に喜ばれる食器洗いのコツ｜男の家事
（2）食器洗いは、整理整頓が鍛えられる。
妻の不満で「夫が料理をすると、食器や道具、調味料の位置が変わる」があります。普段は妻が料理をするので、食器の置く場所は、妻が使いやすい位置に決められています。大切なことは、妻が使いやすい位置に食器を戻すことが大切です。
料理の世界では、新人の仕事は「皿洗い」です。皿洗いは、段取りの基本や、調理場の道具位置を覚えるのにもってこいの仕事です。
今回のおさらい
「食器洗い」は、家事上手の近道。
＜参考＞
これまでの記事＜初めての男の家事＞
【その2】男性が最初にすべきマスト家事は「ゴミ出し」｜男の家事
＜共働き夫婦の食事づくりの話（PR）：料理の苦手の夫でもできる食事づくりとは？＞
「料理はまったくできない」という男性でも、レンジでチン！はできるはず。子育てで大変な妻のためにも、できることから夫が食事づくりに挑戦してみましょう。「ママの給食」は、夫婦と子どものことを考えたお惣菜セット。元シェフと管理栄養士が共同でレシピを開発した「冷凍お惣菜」は、おいしく、小さい子ども（1歳半以降）と夫にも、栄養の偏りのないお惣菜です。冷凍食品をレンジで温めるだけなので、料理が苦手な夫でも食事づくりに参加できます。食事の後片付けも忘れずに！
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