【初めての男の家事】家事は、つながっている【その9】

Pocket

「初めての男の家事」は、これまで家事をしたことがなかった男性(夫)のために、できそうなことから少しずつ参加してもらうためのプログラムです。家事は継続也です。気まぐれに家事をしても、家事とはいえません。男の家事では“妻に頼りにされる家事”が大切だと考えています。今回の男の家事の「初めての男の家事」は、“家事は、つながっている。”について紹介します。

「家事は、つながっている」とは、どういうことか?

前回の「初めての男の家事 8」では、『家事は、料理・掃除・買い物・子育て・家計など、種類だけでなく、その量も多い』と述べ、家事量の重要性指摘しました。その中で、一週間の家事量をチェックしてみることを述べました。今回は、家事のもうひとつの特性を指摘します。

『家事には休みがない。』という点です。大切なことなので、もう一度、言い方を変えて指摘します。『家事に終わりがない。』のです。

家事が生活するための作業である限り、家にいる限りなんらかの家事が発生するのです

休日、1日の家事を通しでやってみる。

そこで提案です。今できるスキルで、家事を1日やってみましょう。具体的には、下記のような家事はどうでしょう。

朝:布団の片付け。朝食の用意と後片付け。
トイレ掃除・風呂掃除・(洗濯や掃除機がけでもよいです)

昼:昼食の用意と後片付け。
買い物(奥様にリストを出してもらいます。余計なものは買わない)

夜:夕食の用意と後片付け。風呂の用意。

食事については、凝ったものは必要ありません。朝食:トーストにコーヒー、目玉焼き。昼食:麺類や丼、サンドイッチ。夜:市販のルウを使ったカレーでよいのです。とにかく1日を通して家事をやってみることが重要。この中で大切なことは、“奥様にあれこれ聞かない”ことです。あれこれ夫に聞かれたら、奥様のせっかくの休みが台無しです。

今回のおさらい

家事を1日通しでやってみたら、「家事は大変」ということに気づくことでしょう。しかも、料理や掃除、育児など、求められるスキルが全て違います。

ちょっと話が変わりますが。もし、あなたが家事をやっている最中、ソファでテレビを見ている奥様に「お~い、お茶」と言われたらどうでしょう?「いいよ、コーヒーでいいか?」と言えたら、あなたは凄いです。普通は、カチンとくるのではないでしょうか?カチンとくる理由は何か?それは「家事への感謝の気持ちが無い」からです。

これまでの記事<初めての男の家事>

【その1】妻に感謝する|男の家事

【その2】男性が最初にすべきマスト家事は「ゴミ出し」|男の家事

【その3】家事はどれぐらいすべき?|男の家事

【その4】男がすべき!週一回の掃除とは?|男の家事

【その5】妻に喜ばれる!週一回の掃除とは?|男の家事

【その6】できることから少しずつ、週一日の食器洗い|男の家事

【その7】週1回のワンパターン料理|男の家事

【その8】家事を見える化する|男の家事

<共働き夫婦の食事づくりの話(PR):料理の苦手の夫でもできる食事づくりとは?>
「料理はまったくできない」という男性でも、レンジでチン!はできるはず。子育てで大変な妻のためにも、できることから夫が食事づくりに挑戦してみましょう。「ママの給食」は、夫婦と子どものことを考えたお惣菜セット。元シェフと管理栄養士が共同でレシピを開発した「冷凍お惣菜」は、おいしく、小さい子ども(1歳半以降)と夫にも、栄養の偏りのないお惣菜です。冷凍食品をレンジで温めるだけなので、料理が苦手な夫でも食事づくりに参加できます。食事の後片付けも忘れずに!
▼ママの給食はこちら▼
共働き家庭の救世主!ママの休食のお惣菜

Pocket