【重曹】野菜の残留農薬を1分で落とす方法【男の料理】
「料理はうまけりゃいい」と思いがちな男の料理。おいしさはもちろんですが、家庭料理は“栄養”や“健康”“コスト”など、いろいろなことにも心がけなければなりません。
「無農薬野菜を使いたいけど、値段が高い」「安全だと思うけど、やっぱり気になる」。きちんと洗っているけど、ちゃんと農薬を落とせているのか?そんなことを考えてしまうことはありますよね。今回の男の家事は、わずか1分程度で簡単に農薬を落とせる方法と、農薬や肥料の使い方による野菜の分類を紹介します。
意外に多い野菜の栽培方法
市販の野菜には、栽培方法を記載しているものがあります。
■有機栽培
有機肥料のみで土づくりを行い生産した野菜。「3年以上、化学合成農薬と化学医療を使用しない土壌で栽培した農作物」に記載されます。
■転換期間中有機野菜
「3年未満12ヶ月以上、堆肥等の有機肥料のみで土づくりを行い生産した野菜」に記載されます。
■無農薬栽培野菜
「農薬は使用しないが、人工の化学合成物質の除草剤や化学肥料を使用している野菜」に記載されます。
■無化学肥料栽培野菜
「農薬は使用するが、人工の化学合成物質の除草剤や化学肥料を使わない野菜」に記載されます。
■減農薬野菜
「通常使用する農薬の回数を1回以上減らした野菜」に記載されます。
■低農薬野菜
「通常使用する農薬の回数を半分程度に減らした野菜」に記載されます。
■完全無農薬野菜
「3年以上農薬を使用していない土地で化学肥料や除草剤などを使用せず、産地が明記されている野菜」に記載されます。
重曹で農薬を落とす方法
使用するのは食品にも使用される「重曹」。いろいろなグレードがあるので「食用」を使用します。
- ボールに水と小さじ1〜2杯程度の「重曹」を入れて溶かす。
- 「1」に野菜を入れて1分〜数分たったら取り出し、流水で流すだけ。
その他の方法
- 流水にさらす:水を入れたボールの中に野菜を入れて流水で流す。
- こすり洗い:野菜用のスポンジを用意し、流水で流しながらこすり洗い。きゅうりやピーマン、トマトなどの果菜類。
- 下ゆで:ほうれん草や小松菜、ブロッコリーなど、アク抜きをかねて「ゆでこぼす」
- 外側の葉を取る:キャベツやレタス、白菜など、葉が何層にもなる野菜。外側表面の部分は、農薬にさらされている期間が長い。青々した外側は外し、流水にさらす。
個別野菜の農薬の落とし方
■ほうれん草・春菊
水にしばらくつけて、お湯でゆでこぼす。
■ブロッコリーやカリフラワー
塩水を入れたボールに入れて洗う。
■きゅうり・トマト・ピーマン・なす・にんじん・カブ・大根
流水で流しながらスポンジでこする。
■はくさい・キャベツ・レタス
一番外側を外す。使う場合は、一枚ずつ流水で洗う。
■オクラ
流水で洗った後、塩をふってもみ、熱湯でサッとゆでて冷水にさらす。
■いちご
水に入れたボールにしばらくつけ、流水で流してふり洗い。
毎日の食事に欠かせない野菜だから、しっかりと農薬を落としておきたいですね。
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