男の掃除にオススメの洗剤!重曹の特徴と使い方
「よし!家の掃除もやるぞ!」と、家事に目覚めた夫が最初に悩むのがお掃除用洗剤です。「あの洗剤も使ってみたい、この洗剤はどうだろう?」と、ついついマニアックに走りがちですが、これは妻の立場からすると「お金のムダ使い」と、あまり評判が良くないようです。
そこでオススメなのが、「重曹」「クエン酸」「セスキ炭酸ソーダ」などのナチュラルクリーニングの掃除剤です。
重曹は、肌にやさしく安全な自然素材で、薬局やスーパー、100円ショップなど、安価で手に入れやすいのが魅力です。これなら奥様もナットクですよね!
今回の男の家事では、家中のいろいろな掃除や消臭剤など、重曹の特徴と使い方を紹介します。
重曹の特徴とは?
重曹は、胃薬の成分や料理など、昔からいろいろな使い方がされてきました。薬や食品として使用されるぐらいですから、その安全性は極めて高いものといえるでしょう。
重曹の化学的な特徴は「アルカリ性」で、この化学的な特徴をいかして、汚れ落しや脱臭などに利用します。
汚れやニオイを中和する
汚れやニオイにも化学的な特徴があり、「酸性」「アルカリ性」のどちらかの性質をもっています。つまり、“酸性の汚れやニオイ”は、アルカリ性の重曹で中和して落とすことができるのです。酸性系の汚れやニオイは、①キッチンやコンロなどの油汚れ(油煙汚れ)②植物油やバターなどの油脂汚れ③手アカや湯アカなどの皮脂汚れ④食品の腐敗臭や汗のニオイなどがあります。
重曹の使い方
重曹は“弱アルカリ性”なので、強い油汚れを落とすには適していません。汚れの度合いにもよりますが、日ごろのお手入れには十分ともいえます。重曹の使い方は、「①重曹スプレーにして使う」「②粉のまま使う」の2つがあります。ひどい油汚れには「セスキ炭酸ソーダ」が適しています。
①重曹スプレーをつくる
重曹水を汚れ面にスプレーして使う方法です。大さじ1杯程度の重曹をぬるま湯(300ml)で溶かし、スプレーボトルで保管します。スプレーボトルは、ガーデニング用など、ホームセンターやDIYコーナー、100円ショップなどでも購入できます。
使用例)キッチン壁やコンロまわりの掃除など
②重曹粉のまま使う
重曹の粉のまま使用します。湿気やすいので密閉性の高い容器で保存します。使用例)キッチンのシンク磨きや換気扇のひどい油汚れ、脱臭剤など
重曹を使った掃除
重曹は日ごろのお手入れに適した掃除剤です。
①キッチンまわりの掃除
キッチンまわりの汚れの大半は、油煙などの油汚れです。
1.フライパンやフライヤーからの油ハネ
・コンロ回りやキッチン壁、キャビネット、シンク
2.炒めものなどの油や調味料などの飛び散り
・コンロ回りやキッチン壁、キャビネット、シンク
3.食器汚れ
・シンクや排水口、生ゴミ入れ
4.フライパンやフライヤーから油煙
・レンジフードや換気扇、キッチン壁、キャビネット、吊り戸棚、シンク
「1」「2」「3」の汚れは、比較的目につきやすく調理後に掃除される場合が多いのですが、「4」の油煙は、広範囲に広がり汚れが目立ちません。汚れは少しずつたまり、気づいた時にはベトベト状態になっていることも・・・・。油煙の掃除は、定期的に行うことが大切です。
②鍋のコゲ落とし
鍋にコゲがついた時、水と重曹を入れて沸騰させます。沸騰後は火を止めて数時間放置するとコゲが浮いてきます。アルミ製の調理器具はアルカリで黒ずむためできませんので注意が必要です。
③冷蔵庫やゴミ箱、下駄箱の臭い消しに!
小瓶やお茶パックなどに重曹粉を入れて使います。脱臭効果は約2ケ月ぐらいで、脱臭効果がなくなると掃除などに使用できます。
まとめ
意外に化学的な話ですね。食器洗剤や換気扇洗剤、油汚れ洗剤など、いろいろな住宅用洗剤が発売されていますが、汚れの性質を理解すれば「重曹」で対応することができます。
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