男の掃除にオススメの洗剤!クエン酸の特徴と使い方

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家事に目覚めた夫が最初に悩むのがお掃除用洗剤です。「あの洗剤も使ってみたい、この洗剤はどうだろう?」と、ついついマニアックに走りがちですが、これは妻の立場からすると「お金のムダ使い」と、あまり評判が良くないようです。
そこでオススメなのが、「重曹」「クエン酸」「セスキ炭酸ソーダ」などのナチュラルクリーニングの掃除剤です。
クエン酸は、肌にやさしく安全な自然素材で、薬局やスーパー、100円ショップなど、安価で手に入れやすいのが魅力です。これなら奥様もナットクですよね!
今回の男の家事では、家中のいろいろな掃除や消臭剤など、クエン酸の特徴と使い方を紹介します。

クエン酸の特徴とは?

クエン酸は、食品の添加物やサプリメントとして使用されるぐらいですから、その安全性は極めて高いものといえるでしょう。クエン酸の化学的な特徴は「酸性」ということです。この化学的な特徴をいかして、汚れ落しや脱臭などに利用します。

汚れやニオイを中和する

汚れやニオイにも化学的な特徴があり、「酸性」「アルカリ性」のどちらかの性質をもっています。つまり、“アルカリ性の汚れやニオイ”は、酸性のクエン酸で中和して落とすことができるのです。アルカリ性系の汚れやニオイは、①水アカ(シンク・蛇口・鏡)②トイレの黄ばみ③お風呂場の白く固まった汚れ④トイレのアンモニア臭などがあります。

化学名 クエン酸
化学式 HOOCCH2COHCOOHCH2COOH
クエン酸の特徴 水溶液はpH2.12%、20℃)の酸性を示します。
  無色無臭
クエン酸のできること 水に含まれるミネラル由来の白い汚れ(水アカ)
  ポットの白い結晶汚れ
  石けんカスの汚れ
  アンモニア臭のニオイ消し
クエン酸の注意 次亜塩酸ナトリウム(ブリーチ/ハイター)と混ぜると有害な塩素ガスが発生する。
  大理石に使わない。大理石が溶けます。

 

クエン酸の使い方

クエン酸の使い方は、「クエン酸スプレーにして使う」「粉のまま使う」の2つがあります。

①クエン酸スプレーをつくる

クエン酸の水溶液を汚れ面にスプレーして使う方法です。水(250ml)にクエン酸を小さじ2杯を溶かし、スプレーボトルで保管します。

②クエン酸の粉

電気ポットのお手入れなどに使用します。

クエン酸を使った掃除

クエン酸は日ごろのお手入れに適した掃除剤です。

①水まわりの掃除

キッチンシンクや水栓、洗面台、トイレ、浴室などの水アカ汚れに適しています。

1.キッチンシンクや食器水切りラックをピカピカに

・キッチンシンクや水栓のメッキ、食器水切りの白い汚れ

2.洗面台の水栓や鏡に

・水栓や鏡についた白いウロコ状の汚れ

3.浴室の鏡や水栓、風呂イスや風呂オケの白い汚れ

・鏡や水栓の白いウロコ状の汚れや壁、排水口などの石けんカス

4.トイレのニオイ

・アンモニア臭のニオイ消しや水栓などの水アカ汚れ

水栓やシンク、鏡の白い汚れは、とても目立ちます。逆にキレイにすれば「ピカピカ」の見た目の印象が大きく変わります。急な来客などの「ポイント掃除」には、ぜひおこなっておきたい掃除です。

②排水口のお手入れ

重曹の粉を排水口にふりかけ、クエン酸水をスプレーします。泡が発生し汚れをはがし落とします。

③電気ポットのお手入れ

満水のポット(2〜3L)に小さじ1/2〜1杯のクエン酸を入れてお湯を沸かします。1時間ほど保温にしてから、湯を捨てて汚れをこすり落とします。

同じ酸性のお酢を使っても効果がありますが、お酢独特のニオイがするので、クエン酸の方が使いやすい酸性剤といえます。

まとめ

意外に化学的な話ですね。食器洗剤や換気扇洗剤、油汚れ洗剤など、いろいろな住宅用洗剤が発売されていますが、汚れの性質を理解すれば「クエン酸」で対応することができます。

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