夫の家事参加で受ける「妻の家事ハラ」と対策法
妻の出産や定年をきっかけに、夫の家事参加が増えています。いざ、夫が家事を手伝ってみると妻から「ダメ出し」を食らったことはありませんか?今回の男の家事は、男性の家事参加で経験する、妻の「家事ハラ」について、その対策法を紹介します。
妻の家事ハラ
旭化成ホームズでは、30代~40代の共働き・子育て夫婦を対象に、「妻の家事ハラ」に関する調査を行いました。
「妻の家事ハラ」/旭化成ホームズ 実態調査結果より
夫の約半数は日常的に家事参加
子育て中の共働き中における、夫の家事参加率は9割を超えています。「よく手伝う」が47.2%の答えから、夫の約半数は日常的に家事参加をしています。
妻から「家事ハラ」を受けたことがあるか?
半分以上の夫が妻から「家事ハラ」を受けたと答えています。
どんな「家事ハラ」を受けたか?したか?
「家事ハラ」の具体的な内容を聞いてみると、
1位は「やり方(妻のルールや手順)と違う!と指摘を受けた(42.6%)」
2位は「やり方が雑、ちゃんとしていない!と指摘を受けた(39.8%)」
3位は「やり方が下手!と指摘を受けた(26.3%)」
1位は「やり方が雑、ちゃんとしていない!と指摘をしてしまった(40.1%)」
2位「やり方(妻のルールや手順)と違う!と指摘をしてしまった(36.2%)」
3位「不経済(使いすぎ、余計である等)を指摘しまった(30.7%)」
「妻の家事ハラ」に、夫のやる気が無くなる率は約9割(89.6%)
「妻の家事ハラ」は、夫の心情にダメージを与えているようです。
家事ハラを受けない、対策法
実は「家事に正解」はありません。家庭ごとに「やり方が違います」。つまり、「奥様の今の家事も正しいか?」といえば、絶対に正しいともいえないのです。
家事分担の項目をしっかり決める
これまで「妻のやり方」で家事を行ってきたわけですから、夫婦で話し合って、家事のルールと分担を決めてみてはいかがでしょう。大切なのは、「できること・できないこと」「苦手なこと・得意なこと」をしっかり話し合うことです。つまり、「トイレ掃除」「風呂掃除」など、特定の家事項目については「夫が責任」を持って担当することです。やり方については、妻と相談して決めます。
まとめ
特定の項目については、夫が「わが家のスペシャリスト家事」になることで、明確な家事分担を行います。夫にもメリットがあり「自分のやり方や、スケジュールで思い通りにできる」ことにあります。ただし、決めた以上は「三日坊主」は厳禁!妻の信頼を失うことになります。
<参考>
■「妻の家事ハラ」/旭化成ホームズ 実態調査結果より
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