世界一家事をしない、日本の男性

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「男は仕事、女は家庭」という価値観は時代遅れ、のはずなのに現実はどうであろう。今回の「男の家事」では、子育て中の夫の家事、定年後の夫の家事など、実際の行動時間の統計データを元に、日本人男性の家事について分析したいと思います。

子育て世代の夫の家事

「世界的に日本人の夫の家事分担はどれくらいだろうか?」。国際社会調査プログラム(ISSP)が2012年に実施した「家族と性役割に関する意識調査」では、家事や家族ケア(育児・介護等)に男女分担時間を調査しています。
18歳未満の子がいる家庭での男性の家事分担率は、調査対象国中の最低でわずか18.3%です。「4割以上が当たり前」という北欧の国々と比べると、日本人男性の家事参加が際立って少ないことが理解できます。

内閣府の「6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)」における、男性が子育てや家事に費やす時間をみると、6 歳未満の子供を持つ夫の家事関連時間は1日当たり67分で、先進国中最低の水準です。

■子供と配偶者がいる男性と家事・家族ケア分担率

■男性も家事・育児を行って当然であると考える人

では、日本人の男性は「家事はする必要がない」と考えているのでしょうか?内閣府の「女性の活躍推進に関する世論調査(2014年)」では、20代・30代では60%の男性が「家事・育児は当然」と考えています。また、定年を迎える60代の男性でも「家事参加の意識が高い」と思われます。

では、どうして日本人男性は家事をしない?

大きくは、2つの理由が考えられます。

長時間労働

日本人男性の週当たりの平均勤務時間は47.8時間で、女性は20.2時間です。このことから、日本の男性の家事・育児時間が短いのは、仕事の時間が長いことが原因の一つだと考えられます。「働き方改革」などで、長時間労働の見直しが始まっているとはいえ、欧米と比べると十分とはいえないでしょう。

■年齢別就業時間が週60時間以上の男性就業者の割合の推移

男性の家事スキルの低さ

「家事をやってみたい」と思っていながら、肝心の家事のやり方がわからない、家事が下手で妻に怒られた、というケースもあるようです。

男性の家事参加を増やすには?

実は、家事には正解がありません。家庭における家事は、夫婦間の話し合いとお互いの理解が必要です。「100の家庭には100の家事がある」と考えても不思議ではないのです。男の家事.comでは、多彩な家事の考え方や方法、コンテンツを提示したいと考えています。

<参考>

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