長寿と美容に効果あり!ファイトケミカル 野菜の色で見る効果の違いとは?

Pocket

「野菜はカラダにいい」ということは良く知られていますが、野菜の色によっていろいろ健康効果が違うことをご存知ですか?「ファイトケミカル」は、野菜の色などに含まれる成分のひとつで、身体のいろいろな機能を活性化させる効果を期待できます。今回の男の家事は、長寿や美容に驚くべき効果の「ファイトケミカル」についてご紹介します。

いま注目のファイトケミカルとは?

「ファイトケミカル」は、野菜や果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質です。これらの化学物質は、植物が太陽の紫外線や虫から身を守るために作り出してきた成分です。主に緑黄色野菜に多く含まれています。
最近の研究では、植物が紫外線からの酸化を防ぐために作り出した「ファイトケミカル」が、人の抗酸化作用にも効果を期待できるのではないか?注目されているのです。

ファイトケミカルとフィトケミカルの違い

実は同じものですが、「ファイトケミカル」と呼ばれることが多いようです。

「フィトケミカル」の語源:「フィト」はギリシャ語で「植物」を意味し、「ケミカル」は化学物質の意味。

「ファイトケミカル」の語源:「ファイト」は「fight」ではなく「phyto」で、英語で「植物」を意味。

抗酸化作用が与える効果

抗酸化作用とは、鉄がサビるように、細胞が酸素を結びつくこと(酸化)を防ぐ作用です。酸化は、老化やがん、生活習慣病と関係があると言われています。日焼けによる肌アレも紫外線による“酸化”のひとつです。

野菜の色で見る健康効果

赤か黄色、緑……。野菜の色には、いろいろな健康効果を期待できます。それぞれの色ごとの効果を見ていきましょう。

赤色の野菜

■リコピン:抗酸化作用・がん予防・動脈硬化予防・紫外線対策
トマト、スイカなど 
■カプサイシン:抗酸化作用・がん予防・動脈硬化予防・善玉コレステロールの増加
唐辛子、パプリカ、赤ピーマンなど

黄色(オレンジ)の野菜

■βカロテン:抗酸化作用・がん予防・コレステロール調整
かぼちゃ、人参なザアキサンチン:視力低下(加齢)の防止・がん予防
パパイヤ、マンゴーなど
■ルティン:視力低下(加齢)の防止・がん予防・動脈硬化予防
かぼちゃ、とうもろこし
■フラボノイド:抗酸化作用・高血圧予防・ビタミンCの吸収促進
たまねぎ、レモンなど

緑色の野菜

■クロロフィル:抗酸化作用・コレステロール調整・がん予防・消臭殺菌効果
ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、ピーマン、モロヘイヤなど

紫色の野菜

■アントシアニン:抗酸化作用・加齢による視力低下の防止・高血圧予防
ナス、ブルーベリー、紫芋、紫キャベツ、黒豆など

白色の野菜

■硫化アリル:がん予防・殺菌効果・疲労回復・ビタミンB1の吸収促進
ニンニク、ねぎ、玉ねぎなど
■イソチオシアネート:抗酸化作用・殺菌効果・血液サラサラ・コレステロール調整
大根、キャベツ、わさびなど

黒色の野菜

切り口が黒くなる野菜も含みます。

■クロロゲン酸:抗酸化作用・がん予防・血糖調整・血圧調整・ダイエット効果
ごぼう、じゃがいもなど
■カテキン:抗酸化作用・がん予防・コレステロール調整・殺菌作用
緑茶、柿など

まとめ

ファイトケミカルを含む野菜は、1色だけを食べるよりも、全ての色をバランス良く食べるように心がけた方が良いです。アンチエイジングに効果を期待できる緑黄色野菜は、健康だけでなく、食卓にも彩りを添えてくれることでしょう。

<腸活の話(PR):野菜不足を感じていても、野菜はそんなに食べられない>
最近、肌荒れや便秘気味・・・。「野菜が足りてないかも?」と感じているけど、野菜をたくさん食べることはできませんね。野菜には、ビタミンや腸の調子を整える食物繊維がたっぷり。「ドクターベジフル青汁」は、大麦若葉末、きなこ、黒糖、かぼちゃパウダー、おから末、さつまいもパウダー、紫いもパウダー、野菜ミックスパウダーなど、21種類の九州産野菜だけを使用し、完全無添加で作った、とてもおいしい青汁です。
▼完全無添加の青汁はこちら▼
21種類の九州産野菜をブレンド。完全無添加青汁

Pocket