1本当たり10円!たった2本で掃除OKの万能エコ洗剤とは!【男の掃除】
春は新生活のシーズンです。引越してきたばかりの住まいは、家具や家電製品、食器など、買い揃えたいものがいっぱいですね。「いろいろ欲しいものがあるけど、予算にも限度がある」「住宅用の洗剤って、食器用洗剤の他に何があればいいの?」今回の男の家事は、スプレーボトル1本当たり、たったの5円〜10円で作れる万能エコ洗剤を紹介します。
アルカリ剤と酸性剤
一般的な洗剤には「界面活性剤」が含まれています。界面活性剤は、「汚れに浸透し、油と水を混ぜ合わせて乳化し、溶液中に分散させる」という作用によって汚れを落とします。
この他に汚れを落とす作用には、汚れを中和する方法があります。つまり「酸性の汚れにはアルカリ剤」「アルカリ性の汚れは酸性剤」で中和することで汚れを落とします。アルカリ剤は「セスキ炭酸ソーダ」、酸性剤は「クエン酸」を使用します。どちらも無機質なので、有機物の界面活性剤よりも環境への負担が少ないといわれています。
セスキ炭酸ソーダとは?
「セスキ炭酸ソーダ」は重曹と同じく「アルカリ剤」で、油汚れの掃除に適しています。重曹よりも強めのアルカリ性で洗浄力は約10倍といわれています。
酸性系の汚れやニオイは、①キッチンやコンロなどの油汚れ(油煙汚れ)②植物油やバターなどの油脂汚れ③手アカや湯アカなどの皮脂汚れ④食品の腐敗臭や汗のニオイなどがあります。
<適した場所>
キッチンまわり:壁回りなどの油煙が飛び散るカ所。1mぐらいは広がります。
換気扇:換気扇フードや換気扇内、ファンなど
生ゴミ用のゴミ箱:生ゴミの臭い消しにも。
クエン酸とは?
「クエン酸」はく「酸性剤」で、水アカやアンモニアの掃除に適しています。“アルカリ性の汚れやニオイ”は、酸性のクエン酸で中和して落とすことができるのです。
アルカリ性系の汚れやニオイは、①水アカ(シンク・蛇口・鏡)②トイレの黄ばみ③お風呂場の白く固まった汚れ④トイレのアンモニア臭などがあります。
<適した場所>
キッチンシンク:シンク内や水栓の白い汚れ
食器水切りラック:白いくもり
洗面台:水栓や鏡の白いウロコ状の汚れ
浴室:浴室の壁や鏡、水栓、風呂イスや風呂オケの白い汚れ
トイレ:尿や水アカ、アンモニア臭など
セスキ炭酸ソーダとクエン酸の使い方と、驚きのコスト
「セスキ炭酸ソーダ」「クエン酸」は、ともに水に溶かしてスレプーで使います。
セスキ炭酸ソーダ水をつくる
<用意するもの>
セスキ炭酸ソーダ:薬局で購入できます。100g当たり約50円ぐらいです。
スプレーボトル:水に溶かしてスプレーで使います。100円ショップで購入できます。
<作り方>
小さじ1杯程度のセスキ炭酸ソーダを水(250ml)で溶かし、スプレーボトルで保管します。1本当たり5円ぐらいで作れます。
クエン酸水をつくる
<用意するもの>
クエン酸:薬局で購入できます。100g当たり約100円ぐらいです。
スプレーボトル:水に溶かしてスプレーで使います。100円ショップで購入できます。
<作り方>
小さじ2杯程度のクエン酸を水(250ml)で溶かし、スプレーボトルで保管します。1本当たり10円ぐらいで作れます。
エコ洗剤で住まいをキレイに
食品の油脂系の汚れは「セスキ炭酸ソーダ水」。水アカ・石けんカス・アンモニアの汚れは「クエン酸水」で、大半の住まいの汚れに対応できます。あれこれ洗剤を揃えなくても、この2本のエコ洗剤でOK!
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